五輪選手村からのTwitter発信は、新聞社終焉を暗示している?
ロシアの選手が発したツイッターによると、壊れているのはシャワーだけで、「ほかにも壊れている」というのは、誤った新聞報道だという。これが何を意味しているのだろうか。新聞記事には虚偽が多いということである。
では、なぜ新聞記事においては、そのような虚偽の記事が多いのか。これこそ構造的な新聞社の体質である。
報道関係者の集まりである報道クラブでは、同じ内容のニュース・ソースが発表される。だから虚偽内容が含まれていてもどうしようもできない。そもそも虚偽に気が付かないのだ。
ところが、今回の東京五輪では、選手たちが自己の報道局を持っているようなものである。
そのSNS社会が進化すると、もう新聞社は必要ないのだ。なぜなら、信用できないニュース・ソースから新聞記事は生まれ、忖度が生まれ、結論が歪曲されて、マス的に流布されていく。
一方のTwitterでは、直に加工されない当事者のニュースが即座に送られてくるのだ。
加工しなければ情報発信ができない新聞社。どちらが社会にとって必要であるか。
もうわかっているだろう。Twitterは、新聞記事を世の中から追放すると思う。

