秋葉原通り魔事件の震撼
---動画撮影の先駆け?
多数の犠牲者を出した現場
警察に確保される直前の加藤智大
2008年6月に起こった秋葉原無差別殺傷事件。
この惨劇をモチーフにした映画が作られている。
作品は「River」という題名だ。
監督は「ヴァイブレータ」「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一。
主演には「転校生 さよならあなた」の蓮佛美沙子が務めた。
廣木監督は、「秋葉原無差別殺傷事件」で大切な人を亡くし心を閉ざした女性が再び前を向いて歩きだすまでを繊細に描いた。
“今”の日本を描きたいとの思いから、東北大震災被災地での撮影も加えて同映画を完成させた。
主題歌は、オードリーヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」の主題歌でお馴染みの「Moon River」を採用した。
秋葉原を流れる神田川に月が映る情景をイメージし、廣木監督が直感で主題歌に決めたという。
大切な人を失った女性が喪失感から再生していく姿を描いたドラマだ。
秋葉原で起こった通り魔事件で恋人の健治を失ったひかりは、家にひきこもる生活を続けていた。
彼女には、優しく見守る母や再会した高校時代の同級生の助けもあり、徐々に落ち着きを取り戻していく。
やがて事件が起こった秋葉原を訪れたひかりは、それぞれの事情を抱えながらも懸命に生きている人々と出会いを果たしていく。。
なお、アイドルグループのAKB48は、この秋葉原から後に誕生している。
それは、雑多な秋葉原の群衆を見て天才・秋元康が何かのエネルギーを感じたからである。
あの通り魔事件が発生してからも、今日まで雑多な群衆のエネルギーは何一つ変わっていない。。

