正観さんによると…。

 

●草津の入浴法「湯もみ」と「時間湯」~その1

 

 草津節

「草津よいとこ 一度はおいで(ドッコイショ)

お湯の中にも(コリャ)

花が咲くよ(チョイナチョイナ)」

 

と唄われる草津節は、平井晩村の詩によると言われています。

 

 1884年(明治17年)、前橋の酒造家に生まれた平井晩村は、早大在学中から詩を発表し、卒業後は新聞記者をするかたわら、小説をも書きました。明治から大正期の詩人でかつ小説家(亡くなったのは1919年=大正8年)です。わずか35年の生涯でしたが、草津を訪れて、その紀行文「湯けむり」を残しました。そのときに、今の草津節の元になる詩を残したのでした。

 

 草津節は「湯もみ唄」でもあります。

 草津温泉には源泉がいくつもありますが、その湧出温度は50度から90度。

 かなり熱い。

 

 しかし、水で薄めると温泉の薬効が少なくなるため、多くのところでは水で薄めることをしません。温泉成分を薄めずに湯温を下げる、というので考え出されたのが、「湯もみ」という方法でした。

 湯船の両脇に数人が立ち、長い板をお湯に入れて湯をかき混ぜるのです。

 

 

(画像はネット写真です)

 

📚私の読書📚

 

 

272冊目 「誰かを幸せにするために」  伊集院 静   講談社

 

私の大好きな作家、伊集院さんの大人の流儀シリーズ 8 です。

 

その1 死にたいと言う青年に…

 

「俺が止めても、死ぬ時は君は死ぬだろう。なぜだかわかるか?」

「それは死ぬほうがラクだからさ。生きることの方が苦しくて辛いに決まってるよ。俺は手前のことさえよくわからん男だが、俺から君に言えることはひとつだ。ラクと苦しいのどちらかなら、苦しい方を選べ。それが、今はまだ弱虫かもしれない君が、唯一できる人間らしいことだ。それでも、平然と生きなさい。」

 

幸か不幸か青年は生きて、先日、七五三の写真も見せられた。

 

 

その2 誰かのために生きる

 

 昨年の夏の甲子園、高校野球は大阪桐蔭高校が二回目の春夏連覇で幕を閉じた。

 

 今大会は百回記念ということで様々な催しが行われた。

 

 それぞれのこれまで甲子園で活躍した名選手を見たが、私にはやはり初日の松井秀喜さんの姿が印象的だった。

ーああやはり松井秀喜という人は日本人が無条件で支持するスターなのだ。

(これは、私ふくも同感です。昨年2月の宮崎で、しーくさんご夫妻と松井秀喜さんを球場で見ましたもの)

…普通、グラウンドに立つユニフォーム姿を見なくなると、スター選手であってもほとんどの人は、その印象が薄れ、忘れ去られてしまうものだ。そうでないスター選手はわずかしかいない。日本球界なら、長嶋茂雄、王貞治の二人だろう。

 

…松井秀喜は、彼は今、ニューヨークヤンキースのGM補佐という肩書でマイナーの選手の指導にあたっている。(数年に一度、伊集院さんは、松井さんと会っているそうです)

…すでにマイナーの指導をして三年が過ぎている。その間、松井に指導を受けた三人の野手がメジャーに昇格し、一人は去年の新人王とホームランキングとなった。松井のコーチングはチームから絶大な信頼を得ている。(すごいな)

 

 …世の中は、目に映らない場所で、誰かが誰かのためにひたむきに何かをしているものだ。

 

…己以外の誰か、何かをゆたかにしたいと願うのが大人の生き方ではないか。

 

 

その3 花が咲いていた

 

 畏友のMさんのお嬢さんの結婚式に出席するために島根の出雲へ出かけた。

…数年前、Mさんは食道癌の大手術をした。

病巣が発見された時、家族は皆覚悟をせねばならぬ状態だった。

三十数時間の手術に耐え、そこからMさんの果敢な闘いがはじまった。リハビリの折は、ベッドにゴルフのパターを持ち込み、動かぬ身体でパターを振り、何としても生還してやると踏ん張った。奮闘の甲斐あって、ゴルフができるまで快復した。

 私はそれを知っていたから、お嬢さんが嫁ぐ日まで何としても生きたい、とつぶやいた言葉が胸を突いた。

「披露宴に出席しよう。だから踏ん張れ」

「本当ですか?」

私はうなづいた。

或る時から、私はすべての結婚式に出席するのを断っていた。(理由は、くたばる寸前に書く)

 

 飛行機の窓から見えた富士山を眺めた。

ー良かった。この日がやって来て。

 

 

…披露宴のあいさつでは、「三国一の花嫁をつれてまいりましたので、よくよく大事にしてくださいませ」と頭を下げた。

…帰りの飛行機で、旅館の看板がえらく良かったのを思い出した。石飛博光の書であった。どおりで…。

 出雲の“竹野屋”にぜひどうぞ。(※ここは、確か竹内まりやさんの御実家ですね…いつか行きたい)

 

 

 

 

 

 

273冊目 「看る力」~アガワ流介護入門   阿川佐和子 大塚宣夫  文春新書

 

その1 施設に預けるのは親不孝ではない

 

ヨーロッパは、親と子の関係がドライなんですよ。成人したら親は親、子は子で暮らすから、次世代との同居率が極めて低い。だからナーシングホームといわれる施設に入るのは普通のことです。むしろ施設を整備して質を高めるのが社会の知恵という考えです。(私も大賛成です)

 

 

その2 恋は長寿の万能薬

 

美人看護婦長のおかげで十年長生き

伯母は恋してまともになった

女性は若いイケメンが好き

恋するわくわく感などは、細胞の活性化に効くそうです。生命力の源ですね。

 

※そういえば、昨日福岡の116歳の女性が長寿世界一にギネスで認定されたそうです

田中力子さん楽しかったのはいつ?と報道陣から聞かれ「今」と答えたそうです。

さすが、力子さん、名前の通り力強く生きていらっしゃる。

「死ぬ気がせんです」なんて、すごいなあ♪

 

 

 

 

 

その3 75歳が節目

 

75歳は、後期高齢者の仲間入りです。

75歳から突然ガクッとくる。

寝ているだけで衰える。

骨折したら、75歳過ぎてからはもう、絶対に元通りにはならないんです。

 

 

☆おまけ~侍ジャパン~残念…☆

 

 

昨日の対メキシコ戦。

いいところでヒットを打ったね。

甲斐が守っているときは、日本は勝っていたよね。確か…。

甲斐君、大好き♪

 

 

上林、いくらたくさんヒットを打っても満塁のチャンスの時に打ってくれなくちゃ!!

頼むよ。上林君。内村やギータのように…♪

でもまあ他の選手よりは活躍したと思うけれど、もっと上を目指してほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪私の好きな歌♪

 

462曲目 「HERO」  甲斐バンド

 

福岡の116歳の力子さんも今が、ヒーロー(ヒロイン)だよね。

やっぱり今が大事♪

そういえば甲斐よしひろさんも福岡出身♪

ソフトバンクホークスも福岡だよ♪

I LOVE 福岡♪

 

 

昨日は、ちょっと先週の仕事のことでかなり落ち込んでいましたが、

夜に前の仕事の関係の方から写真付きのラインが届いて、

元気になりました。

辛いことがあっても、平然と苦しい道を歩んでいこう。

今までの道のりで出会った方たちが、ちゃんと支えてくださっている。

伊集院さんの本でもチカラをいただきました。

うんうん、がんばるけんね♪(立ち上がるのは、早いな~♪)

 

今日も見ていただいて、ありがとうございます。

みなさんもよい休日をおすごしくださいね。

次回は、火曜日にお会いしましょうね♪

ごきげんよう。またね…♪