天皇陛下の公務の負担軽減について、有識者メンバーから提言が出た。
ご高齢の陛下の激務について配慮し、法律を改正することなく、なるべく速やかに移譲しようというもので、本日の提言内容も知恵を絞った痕跡の分かるものであった。
メンバーのおひとりの、今井敬氏(いまいたかし)さん。
かつて、府中市長選挙に出馬する前の2007年頃、老舗の理工学書出版社オーム社で、基幹雑誌OHMの編集長代行(編集長は取締役なので実質の編集長)を務めており、目玉となる「OHM INTERVIEW」に掲載すべく、インタビューを申込んだ。
オーム社を名乗って断られたことは一度もないのだが、さすがに相手は「元経団連会長経験者」ゆえ、専務が驚いていたっけ。
前日に市議選で落選したものの、翌日朝、始発電車で印刷所に行き、輪転機近くで、原稿の最終校正。さらにその足で、新日鉄本社に出向き、午後一番からインタビューを敢行した。
雑誌OHM(2007年06月号):
今井 敬 日本原子力産業協会会長 に聞く
「原子力に対する社会の不安感を払拭し、信頼性を醸成し、安心感を得る」
【ご参考】
■今井 敬さん 略歴の一部
1998年(平成10年)4月:新日鉄代表取締役会長
1998年(平成10年)5月:経済団体連合会会長
2006年(平成18年)6月:社団法人日本原子力産業協会会長
■「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」メンバー
・今井敬:経団連名誉会長
・小幡純子:上智大法科大学院教授(行政法)
・清家篤:慶応義塾長(労働経済学)
・御厨貴:東大名誉教授(日本政治史)
・宮崎緑:千葉商科大教授(国際政治学)
・山内昌之:東大名誉教授(国際関係史)
かつて接触した有名人が、現役で頑張っておられるのを見るたびに、今は職業不詳で落ちこぼれの自分も、「このままでは終わらない、捲土重来!」という気持ちになる、爆。