「第一級陸上特殊無線技士」の受験に向けて勉強中だが、学生時代から40年ぶりに触れる公式があって新鮮だ。
海上特殊無線技士(一級)は取得済みで、難易度はこれが最上級だと信じ込んでいたが、陸特ならでは?の「回路の計算」が頻出しており、舐めてかかるとえらいことになる、爆。
●下図のような、6[V]と8[V]の電池、3[Ω]と4[Ω]と12[Ω]の抵抗からなる回路がある。
テブナンの定理より
Rx=Ra×Rb/Ra+Rb ・・・①
Ex=Ea+(Ea-Eb)Ra/(Ra+Rb) ・・・②
①に抵抗3[Ω]と4[Ω]を代入すると、
Rx=Ra×Rb/Ra+Rb=3×4/3+4=12/7
②に抵抗3[Ω]と4[Ω]、電圧6[V]と8[V]を代入すると、
Ex=Ea-(Ea-Eb)Ra/(Ra+Rb)
=6-{(6-8)×3}/(3+4)
=6-(-6)/7
=48/7
よって例題の図は下図のように変形できる。
この図より
Ic=E/R
=(48/7)/(12/7+12)
=(48/7)/(12/7+84/7)
=(48/7)/(96/7)
=48/96
=0.5[A]
答え Ic=0.5[A]