Flying Zero(森優貴さん振付・音楽:坂本龍一・アレクサンダー バラネスク 指導:堤悠輔)観てきました!!
ひと言!---(月並みですが)素晴らしい作品でした!
我々の目の前に繰り広げらた空間と音楽、そしてダンサーひとりひとりの動きがひとつの映像となって(まるで映画をみているようでした)ストレートに心に響いてきました。
誰もが、日々の生活をいつものように送っていたと思います。----その時までは。
ある人は、単調な生活の中で、飽き飽きしていたかもしれません。何か刺激を求めていたかもしれません。
いや、それとも何も出来ない自分が嫌になって、何もかも投げ出したい気持になっていたかもしれません。
でもある人は今の自分のおかれた状況に満足していて、感謝の気持ちでもって毎日を暮らしていたかもしれません。-----その瞬間までは。
それが、ある、自分達の力ではどうしようもない大きな力でもって一瞬にして壊れてしまいました。
天地がひっくり返ったかと思うほどの衝撃のあと、信じられないような風景が目の前にひろがり、
何をどうしていいのか、自分は何を今そこですべきなのか・・・・混乱してしまった自分がそこにいたのではないでしょうか。
それどころか大事な人や物を一瞬にして、目の前で失ったその事実があまりにも残酷で、絶望を感じ動けなくなってしまったのではないでしょうか。
全てを失ってしまったーーーzeroどころかマイナスの世界にその人は立っていたかもしれません。
独りになってしまった・・・恐ろしいほどの孤独感に押しつぶされそうになっていたかもしれません。
しかし、一時は絶望のなかで自分を見失って動けなくなってしまったかもしれないけれど、倒れながらも、自分の中で、何かその大きな力に対して向き合ってやろう、という思いが、ささやかではあれ、ふつふつとわきあがってくるのを感じていたかもしれません。
ひとりでは無理かもしれないけれど、ふっと周りを見渡せば同じような自分がそこに、あそこに。。。
ひょっとしたら、その時に初めて自分の中にzeroに戻れるぐらいの力が(勇気が)あることに気がついたかもしれません。。。。
微力すぎて何が自分に出来るかわからないけれど、まずは一歩前に踏み出そう。
マイナスの絶望の世界から飛び出そう。自分の内なる力を信じて。。。
作品の最初、女性のダンサーたちが、重い足取りで横一列で舞台の奥に向かって歩いていく姿がものすごく印象的で、混沌とした世界の中で生きる人間の感情のようなもの?(うまく言えません)を感じました。しかし、最後の最後、その一列がひとつの輪になり(これがものすごく美しい輪でした)それと同時に、倒れ込んでいた一人の女性が(男性ダンサーの二人のリフトによって)思いっきり宙に向かって跳びあがりますーーーそこで幕がおりるのですが、その瞬間があまりにも美しくまた力強いものであったのが、心に鳴り響きました。
舞台の装飾もほとんどなく、衣装もシンプル。ダンサーのひとりひとりの表情もとってつけたような悲壮感はなく、それどころか人間の身体そのものが表現の媒体なのだと実感した次第でした。
特に(ニキヤの好きな^^)堤悠輔さんの宙を見つめる目、それをつかもうとする指先、また一瞬の軌跡を描くほどのアームスの美しさには感動しました。
立っているだけで、伝わるものがありました。
長くなったわりにはまとまりがありませんが、初見でのニキヤの感想です。
素晴らしい作品でした。 是非もう一度みたいです^^
ひと言!---(月並みですが)素晴らしい作品でした!
我々の目の前に繰り広げらた空間と音楽、そしてダンサーひとりひとりの動きがひとつの映像となって(まるで映画をみているようでした)ストレートに心に響いてきました。
誰もが、日々の生活をいつものように送っていたと思います。----その時までは。
ある人は、単調な生活の中で、飽き飽きしていたかもしれません。何か刺激を求めていたかもしれません。
いや、それとも何も出来ない自分が嫌になって、何もかも投げ出したい気持になっていたかもしれません。
でもある人は今の自分のおかれた状況に満足していて、感謝の気持ちでもって毎日を暮らしていたかもしれません。-----その瞬間までは。
それが、ある、自分達の力ではどうしようもない大きな力でもって一瞬にして壊れてしまいました。
天地がひっくり返ったかと思うほどの衝撃のあと、信じられないような風景が目の前にひろがり、
何をどうしていいのか、自分は何を今そこですべきなのか・・・・混乱してしまった自分がそこにいたのではないでしょうか。
それどころか大事な人や物を一瞬にして、目の前で失ったその事実があまりにも残酷で、絶望を感じ動けなくなってしまったのではないでしょうか。
全てを失ってしまったーーーzeroどころかマイナスの世界にその人は立っていたかもしれません。
独りになってしまった・・・恐ろしいほどの孤独感に押しつぶされそうになっていたかもしれません。
しかし、一時は絶望のなかで自分を見失って動けなくなってしまったかもしれないけれど、倒れながらも、自分の中で、何かその大きな力に対して向き合ってやろう、という思いが、ささやかではあれ、ふつふつとわきあがってくるのを感じていたかもしれません。
ひとりでは無理かもしれないけれど、ふっと周りを見渡せば同じような自分がそこに、あそこに。。。
ひょっとしたら、その時に初めて自分の中にzeroに戻れるぐらいの力が(勇気が)あることに気がついたかもしれません。。。。
微力すぎて何が自分に出来るかわからないけれど、まずは一歩前に踏み出そう。
マイナスの絶望の世界から飛び出そう。自分の内なる力を信じて。。。
作品の最初、女性のダンサーたちが、重い足取りで横一列で舞台の奥に向かって歩いていく姿がものすごく印象的で、混沌とした世界の中で生きる人間の感情のようなもの?(うまく言えません)を感じました。しかし、最後の最後、その一列がひとつの輪になり(これがものすごく美しい輪でした)それと同時に、倒れ込んでいた一人の女性が(男性ダンサーの二人のリフトによって)思いっきり宙に向かって跳びあがりますーーーそこで幕がおりるのですが、その瞬間があまりにも美しくまた力強いものであったのが、心に鳴り響きました。
舞台の装飾もほとんどなく、衣装もシンプル。ダンサーのひとりひとりの表情もとってつけたような悲壮感はなく、それどころか人間の身体そのものが表現の媒体なのだと実感した次第でした。
特に(ニキヤの好きな^^)堤悠輔さんの宙を見つめる目、それをつかもうとする指先、また一瞬の軌跡を描くほどのアームスの美しさには感動しました。
立っているだけで、伝わるものがありました。
長くなったわりにはまとまりがありませんが、初見でのニキヤの感想です。
素晴らしい作品でした。 是非もう一度みたいです^^