火口のふたり 2019年
Wikipedia→ 火口のふたり
原作未読
この映画を見ようと思ったきっかけは
劇場公開時かな？本屋さんで原作本のところに
映画化決定みたいなPOPがあって
見てみたいな～と思っていたのを思い出したから。
おバカな私はずっと「ひぐちのふたり」と読むと思い込んでいて
燃えるようなお話なのかぁと想像してましたｗ
まぁ、実際燃えるようなというか燃え盛る炎というか
煮え滾る溶岩に飛び込んでいくお話でしたがｗ
初っ端の主題歌がもう…
なんだろな～という展開を予想させますｗ
最初は単なる直子のマリッジブルーかぁと思っていたのですが
記憶をたどるうちに、昔のぬくもりを思い出すという
よくある？よくあっては困るけどそのパターン。
とにかくSEXシーンが多くて、それが、また生々しくて
でもそれがちょっと文学的に感じられたりして不思議でした。
印象に残ったところは
直子が言うのね
「ケンちゃんの体は最初は蛇のようだけどだんだん鞭になる」
つかみどころのないものがだんだん打てば響く強靭な鞭になる
直子の体に強く強く打ち付けられるというか食い込むというか
忘れられない痛み・感情になっていくんでしょうね。
クセになるっていうやつかしら？
それと
「本当に好きだった」という告白…切なかった。
ふたりは離れられずに5日間過ごします。
そして最後の日、もうこれでお別れかと思うのですが
後日、まさかの展開。
火口の溶岩は噴火します。
ふたりの愛？（愛なのか？）も爆発ですｗ
その後どうなるのかなぁ？
SEXばかりに目が行きますが
映像の取り方けっこう好きだったりします。
海の見えるシーンとか
ポスターくるりと丸まるシーンとか
ふたりが食べたり飲んだりしているところも好きです。
あと、お父さんがお父さんだったのも面白かったですｗ
タイトルバックで気が付いたんだけどねｗ
んーー星は★★★★かな。
内容はそんなにだけど
作品としてはよかったかなと。