本日も簿記論ブログにお越し
いただき誠にありがとうございます。
初めましての方はこちらをお読みください。
しばらく晴れ模様が続いていた九州地方です
が、明日から雨になるそうです。
なかなか、天気の安定しない季節となって
おりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
さて、
先週は、会計専門職大学の大学院生と
公認会計士試験の社会人受験生の方に
「企業法」における勉強方法について
解説を行いました。
私自身、経済学部でしたので
法律科目の勉強はしたことがなく、
公認会計士の勉強においてこの
法律科目の勉強方法が分からず苦労した
経験があります。
当社の会計系資格取得講座で使用して
いる上記の冊子でも書いているのですが
【一部抜粋】
はじめに〜
みなさん!受験生時代の私のように
ならないでください!!
企業法は、公認会計士試験では短答式
試験と論文式試験の両方で問われる重要
な科目です。
そして、会計科目なら会計科目特有の
思考法と学習方法があるように、法律科目
なら法律科目特有の思考法と学習方法が
あります。
ですが、法学部出身者でもない限り、
この法律科目の思考法や学習方法その
ものを学ぶ機会は普通ありません。
経済学部出身者である私自身、まさしく、
この法律科目の壁にぶつかり、 やること
といえば、専門学校の先生の講義を一生
懸命に聞き、そしてテキストをとにかく
読み込むこと、また、答練の解答を覚え
ることに終始していました。
そのやり方しか、知らなかったんですね。
また、通常、専門学校では詳しく学習方
法について教えるということはしていま
せん。
私自身、長年講師をしていますが、まず、
カリキュラムそのものが非常にタイトに
組まれていて、学習方法について解説する
暇なんてないこと、また、公認会計士を
目指すのだから、そんなことは自分で
できて当たり前、という風潮もあるかも
しれません。
まぁ、確かにごもっともな意見ですが、
「学習の視点」や「学習方法」の 必要性
について、知識という形で認識がなけれ
ば、専門学校から渡される教材をとにかく
「反復する」、「覚える」という学習に
終始してしまうことになりかねず、現実
問題として、そのような受験生が多いと
いうのが私の自身の受験および講師とし
ての体験からの実感です。
抜粋ここまで。
このように、法律科目をどう学ぶのか？
どのように考えていけばいいのか？
ということ自体を学び、そのうえで
民法、商法、会社法などの内容を
学ばないと、本当にひたらすテキストを
読むだけ、答練の論証例を覚えるだけ
という勉強になってしまいます。
そこで、私どもの講座では、
会社法における基本概念と学習方法
について、解説をおこない、それを
基盤にして学習を進めていただく
という方式を採っています。
先日行った企業法における学習方法
の解説では、まず
そもそも会社法とは何なのか？
なぜ、必要なのか？
というところから理解していただき
ました。
会社法の必要性から、様々な規定が
設けられているため、その根本の
理解がないと、会社法を理解し記憶する
ことができないからです。
こういうテキストの１ページ目に
載っているような話って、講義では
サラッとしかしませんし、勉強する側
も、チラ見ぐらいしかしませんよね。
でも、総論の部分や序章の部分というの
は、根本理解のためには非常に重要な
んです。
ちなみに、
法人格って何なんですか？
という質問を受けたとして、皆様なら
どう答えますか？
会社法や商法って、こういう理解から
積み上げていかないといけなんですね。
簡単に説明すると、
そもそも人（自然人）には権利能力が
認められています（民法第３条１項）。
権利能力とは、権利・義務の主体となる
ことのできる資格です。
なので、あなたが自分の所有している
時計を仮に売却した場合、その売買取引
における法律効果（権利・義務）は
当然ながら、あなたに帰属し、その結果
売却代金を受け取ることができます。
では、これを踏まえた上で、
仮に、
友達数人と、「一緒に商売やろうぜ！」
と言って、組織を作ったとします。
そして、
あなたが、運転資金を確保するため
に銀行に行き、融資を申し込んだと
します。
この場合、次のことが問題となります。
つまり、
個人個人には権利能力があるわけです
から、その人が行った法律行為の効果
はその人に帰属するはず（原則論）です。
この原則を貫くなら、
上記の商売において、
借入金は、契約を結んだ人に帰属し、
販売代金は営業してきた人に帰属し、
ということになってしまいます。
そこで、各人の法律行為が組織に帰属する
ように法で認められた人格が法人格
なんですね。
と、まぁ、こんな感じで
当社の講座を受講してくださっている
公認会計士受験生の方々には、この最初の
導入部分から、しっかりとやっていく
カリキュラムをとっています。
このような基本概念から入り、
会社法は、会社をめぐる様々な利害関係を
調整するための法律であること。
その利害調整とは、
①会社の利益と取引の安全との対立
②出資者の利益と債権者の利益との対立
③出資者の多数派と少数派との対立
であること。
そして、上記のような利害の対立が
起こるのは、「株式会社の仕組み」
に起因するのであるが、
では、そもそも
株式会社って何なんですか？
ちょっと説明してみてください。
という感じで反転授業の方を
行っていきました。
法律科目は、木の幹となる
知識の体系化が重要です。
上記の理解は、その幹の部分を
支える土（土台）といます。
企業法や民法などの勉強で
色々と迷っているという方は
ぜひ、参考にしてみください。
なお、企業法の学習方法に関する
冊子は、こちらで無料配布して
おります。
今回の内容は以上です！
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有形固定資産その１
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解説動画は、今後も順次配信していき
ますので、チャンネル登録していただく
と、動画アップ時にお知らせがいくと
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また、この解説動画では、単に
日商簿記検定試験に合格するための
内容に留まらず、２級の学習をしながら、
税理士試験や公認会計士試験に合格する
ための内容についても併せて解説を
入れていきたいと思います。
このような、日商簿記検定の内容で
その先の税理士試験や公認会計士試験
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この解説動画があなたの試験勉強の
お役に少しでも立てれば幸いです。
今回の内容は以上です。
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日時；7月4日（土曜日）13時より
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【学ぶ内容】
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セミナーの詳しい内容はこちら
（下記はそのときの事例分析の模様です）
お知らせ２
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動画ファイルによりいつでもセミナー
の模様をご覧になれます。
（内容）
どうして、同じカリスマ講師に習い
同じ教材を使って学んだのに合格
できる人とできない人が出るので
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この差は本当に能力の差なので
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いいえ違います！
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知らずに勉強するのとでは、
学習成果に大きな差がつきます。
難関資格試験の勉強で悩んでいら
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（学習方法に関する記事はこちら）
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もう力任せに勉強するのは
やめませんか？
そのままでは難関資格試験に
合格するのは難しいと思います。
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脱却するための問題集です！
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PDF版もしくは書籍版
簿記検定３級〜１級、税理士試験簿記論、
公認会計士試験財務会計・管理会計論の講座を
担当してきた講師が、そのすべてを集約した
税理士試験の簿記論・財務諸表論を苦手に
している方に向けた今までにない
問題集です！
問題を解きながら、計算と理論の
学習方法が身につく問題となって
います！※
（※会計人コースに寄稿した原稿に
加筆修正を加えた最新版です。
ただし、PDFデータのみとなって
おりますのでご注意ください）
【収録内容】
◆自分の学習方法を自己分析してみよう
◆問題集の利用のしかた
◆問題を通して学習方法を改善する（134問）
→計算問題＋理論問題＋計算と理論の融合問題
問題集の詳しい内容はこちら
ぜひ、あなたの資格試験の学習に
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