即席ラーメンとビジネスゲームについて | 社会人の簿記・会計系資格取得のためのブログ

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自ら苦労した公認会計士試験等の勉強で、合格を果たし、その後の実務経験により得た知識と経験、そして、大手専門学校での15年以上に及ぶ講師経験も併せて、このブログにおいて「働きながらスキルアップ」を目指す社会人受験生向けに情報を配信していきたいと思います。

こんにちは。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

年も明けて、勉強を本格化させていきたい
のに、忙しくなっちゃって中々思うように
勉強できていないという方もいらっしゃる
のではないでしょうか?

なかなか社会人の方で、


いきなり何もなくなって、
勉強時間がたくさん取れる


ということはないかと思うので、

やはり、復習しやすいツールをつくるなど
学習上の工夫をしておく必要があるかと
思います。


特に、反復練習を出来るだけ減らす方策は
考えた方がいいかと思います。

何故なら、反復練習はどうしても時間を必要とするからです。

何回も練習するって時間取られますもんね。
しかも、答えを覚えてしまった結果解けるようになっただけで、実際には理解していなかった、なんていうオチがついてくることもありますし。
(はい、過去の自分です)


その点では、一度、学習した内容をテキストやノートにまとめてみて、何も見ないで説明できるかどうか、という学習方法は、時間と場所を選ばないので、復習方法としては有効だと思います。


有名なラーニングピラミッドでも、一番効果のある学習方法とされてますしね。


例えば、商業簿記(財務会計論)の減損会計を勉強したのであれば、

一度、自己でまとめてみて、

スキマ時間に、まとめた内容について
何も見ないで下記のような項目を説明してみてください。

①減損会計の手続きの流れ
②減損の兆候の具体例 
③測定の場合の回収可能価額の計算方法と
    その論拠
④減損会計の必要性や減価償却との違い、時価評価との違いなど
⑤表示方法について

など、概要でも説明できるかどうかやってみると
いいですよね。

あと、試験に直結する学習とするために
上記の学習に関する内容に加えて

①減損会計の出題頻度
②難易度
③理論と計算の出題割合

といった試験に関することもちゃんと調べて
それも自分で説明してみるといいですよ。
そうすると、自分が受ける試験のことが良く
分かり、合格のための方法がちゃんと見える
ようになります。


ぜひ、参考にしてみてください。



さて、話は変わって

先日、ビジネスマッチングの二火会に
参加してきました。


わたくしどもは、昨年の10月に
登壇させていただいたのですが、




わたくしどもの経営者様向けの
ビジネスゲームを使った研修に
毎月参加してくださってる
サンスマイルさんが登壇されるとの
ことで、観覧しに行った次第です。



色とりどりのピクルスを製造販売
されるそうで、福祉施設を運営しながら
収益の柱としてこのピクルスの事業を
育てようという、大変、志の高い女性
経営者の方です。


いや〜登壇された他の経営者さんも
同じですが、志の高い本当に素晴らしい
経営者さんが多いなぁと実感しました。


さて、そんな中、わたくしどもと
今月はフクオカベンチャーマーケットに
登壇します。


そこで、当社開発のビジネスゲームを
使った研修事業について話すのですが、


いま、朝ドラで、世界初の即席ラーメンを開発した安藤百福さんをモデルにしたドラマが放映されているのをご存知でしょうか?


お湯を入れ3分でできるインスタントラーメン
は本当に世紀の発明ですよね。


実は私どものビジネスゲームM-Cassは
このインスタントラーメンと同じ要素
持っていて、世の中の人々、とくに企業研修担当者への説明に苦慮してるところがあります。


この点について、フクオカベンチャーマーケットではお話しさせていただこうと思ってます。


では、
インスタントラーメンと同じ要素とは?


まず、そもそもインスタントラーメンの凄さを
我々日本人の多くは理解できますね。

なぜなら、本格的なラーメンがどのようにして
作られているのか、その苦労や工程の多さ、こだわりから、食材選別、調合の難しさなど、
テレビなどを通じて多少なりとも知ってるから
です。

だから、自宅でゼロから夕食のためにラーメンを
作ろうなんて人はいません。

なので、その複雑な料理であるラーメンを
お湯をかけて3分待つだけで出来てしまう
インスタントラーメンの凄さがよく分かる
のです。

でも、ラーメンを知らない人がいきなり
インスタントラーメンだけをみたらどう
でしょう? 


例えば、出汁の文化のない国の人がインスタントラーメンによって、ラーメンという料理を初めて知ったという場合です。


多分、実際のラーメンがどれだけ大変な
料理かは分からないはずです。


小麦粉か何かを細くし、お湯を入れて
何かかければ簡単に作れてしまう
お手軽料理だと認識してしまうのでは
ないでしょうか?


翻って、私どもが開発したM-Cassです。

あれは、開発者が自らの公認会計士の勉強で
苦学した苦労と、簿記を長年教え続けてきた
経験、そして、公認会計士事務所時代の実務経験の全てが凝縮されており、


かつ、高い専門性の企業会計からファイナンス、そして財務分析までの内容をゲームという形に落とし込み、誰もが、楽しみながら、短時間に学べるものに蒸留させた学習ツールなんです。


だから、出来がありのビジネスゲームM-Cass
を見ると、知識のない人は、インスタントラーメンをみて、ラーメンというものを始めて知った人と同様に、簡単なもの。何か、スゴロクで単に遊びながら、お勉強の真似事みたいなことが出来るだけのもの、と思ってしまうようなのです。


知識がないので仕方ないとは思いますが、
複雑で高い専門知識を有するものを、ゲームとかワークとかにデザインし直し、落とし込むというのはかなり高度な事で、しっかりとした理解力と、それを思い描けるだけのクリエイティブな
能力が必要なんです。


ただ、まだまだこの辺りのところが
伝わっていないので、私どもも、もっと努力して
伝えられるように頑張っていきたいと思っております!


ということで、フクオカベンチャーマーケットの
登壇を頑張ってきます!!