年齢を重ねると、人の身体には様々な変化が起こります。顔にしわやしみが増えるのはもちろん、耳が遠くなったり、足腰が衰えたり、階段の昇り下りだけでもしんどいという方も多いのではないでしょうか。
また物忘れなんてのも困り者ですよね。できれば避けたい、いつまでも若いままでいたいというのは女性として当然のことでしょう。そのような人向けに、テレビや雑誌も、盛んにアンチエイジングというものが騒がれるようになりました。
しかしながら、先日美容の仕事に携わる友人に聞いた話によると、現在のアンチエイジングブームには、耳を疑うような内容も多いとのこと。
原因は、加齢というものを間違った捉えているらしいのです。現在の医学では、人の脳や身体についてまだまだ解明されていない事実がたくさんあります。
白髪もその1つ。まだ白髪になる原因すら分かっていないらしいのです。だから、白髪を根本的に治療する方法はなく、ヘアカラーやヘアマニキュアで染めるしか対処法がないんです。これまでの常識も覆されるような新しい事実も次々と明らかになっています。私もアンチエイジングをするために、
老いに関する常識について改めて考えてみようと思います。
行き過ぎたアンチエイジングではなく、加齢による変化を受け止め、熟成したウィスキーのように、
年齢を重ねた人生の魅力や個性を出せるように年の取り方をしていきたいものです。