6時前にやっと中止の決定があったとのこと。どうやら今回の決定は、ISU自身ではなく、ケベック州からの指示のようです。
気になるチケットの払い戻しですが、直接購入した人には近日中に払い戻しの連絡があるとのことです。
大手のツアーで最後まで行く予定にしていたかたには、全額払い戻しがあるとのこと。
中止のはずなのに10月以降に開催を模索すると言うことになった経緯は以下の通り。
日刊によると、
国際スケート連盟(ISU)やスケートカナダ(カナダ連盟)は直前まで「予定通り開催する」と強調。最終日の22日には今季創設した「ISUスケーティングアワード」の初お披露目を控え、取材予定の報道陣に検温を義務付けるなどの通知を出して実施への執念を見せていたが、新型コロナウイルスの感染者が世界で10万人を超える緊急事態を受けては断念せざるを得なかった。
ISUも同日、声明を発表。4月初旬以降への延期を模索したが「新型コロナウイルスの『パンデミック』という先行き不透明な状況を考慮すると、延期は現実的な選択肢ではない」と判断したことを明らかにした。
「中止」と発表したものの、今後さらに数週間、2020年内の開催を目指してステークホルダー(利害関係者)と検討を重ねると説明。時期については「10月より前はない」とした。来季2020-2021年シーズンの前半戦に世界一決定戦を移行できるかどうかが、次の焦点になりそうだ。
ISUも同日、声明を発表。4月初旬以降への延期を模索したが「新型コロナウイルスの『パンデミック』という先行き不透明な状況を考慮すると、延期は現実的な選択肢ではない」と判断したことを明らかにした。
「中止」と発表したものの、今後さらに数週間、2020年内の開催を目指してステークホルダー(利害関係者)と検討を重ねると説明。時期については「10月より前はない」とした。来季2020-2021年シーズンの前半戦に世界一決定戦を移行できるかどうかが、次の焦点になりそうだ。
ステークホルダー(利害関係)と協議
ここ気になりますね。
アワードをやらなくてもファンも選手も困らない。結局はその利害関係なのかと、気持ちが暗くなります。今回、決定がこんなにも遅れたのは、最後の最後まで開催にこだわり、パンデミックによる州からの中止決定が出るまでは、本当に開催するつもりだったからでしょう。
最後まで、ISUの頭にはアスリートファーストやファンに対する誠意が見られなかったことに、本当に落胆させられます。
2020の年内とありますが、フィギュアスケートのシーズンは7月に始まります。つまり、10月は来シーズンです。グランプリシリーズ真っ最中に2019-20の世界選手権をやるなんて非現実的。それでも、それについて数週間協議するとのこと。それだと、強化指定、アサインをどうすればいいのか、各国連盟が困るはずです‥
この決定の前にフィギュアスケートの世界でツイートを見かけたりなんらかの動きをたのは、チェコのベテラン、ミハル・ブレジナと、イタリアのグラスル君のコーチ、そして、クラコワに出場をキャンセルするようにと指示したポーランドの連盟でした。
アワードの企画をISUに持ち込んだ人物であるアリの、世界選手権中止に対するコメントは以下の通り
さて、世界選手権中止を受けて、羽生選手は連盟を受けてコメントを発表しました。
コロナの感染拡大がなければ、当然試合はあるべきでした。ここに向けて努力を重ね、調整してきた選手にとっては困難な状況だと思います。にも拘らず、このようなコメントを出してこれるゆづ、あなたはやっぱり素晴らしい。心と生きざまが美しいから、こんな困難なときに、すべてを払拭してしまうようなコメントができるのですね。
立ちはだかる壁や様々な困難はあるけれど、ゆづの来季が素晴らしいものでありますように。
フィギュアスケート界が、少しでも改善され、よい方向に変わり、進んでいきますように。


