かさ行き交う人々。みんなかさをさして歩いてる。色とりどりのかさを、大きいもの、小さいもの、ボロボロだったり、真新しかったり、びしょ濡れで眺めているぼくがいる。かさの螺旋にまじることもなくただ眺めている。どんな気持ちでながめてるんだろう…また歩きだす。かさもささずに…