ここのところ、これにハマってます。↓


「エゴを捨てる」って、道徳的な話なんかじゃ全然なくて、本質ではない「エゴ」を自分の本質だと信じる勘違いから、現実でいろいろとつじつまが合わなくなって不自由になって、大変な思いをするんだよ、って話でした。

すごくわかりやすいたとえ話が載っていました。

あなたは、「平静さ」が一番大切だという。他のものはそれに比べれば、取るに足らないものだという。
でも、たとえば株が暴落したという電話一本で、あなたは平静さを失い、取り乱し、怒り、怒鳴るだろう。
あなたの中に、混乱や争いを好む存在があることに気がつけるか?

…めっちゃ大雑把に言うと、こんな話だったと思います。
混乱や争いや、優越感や劣等感や、「大変だ」を好む存在、それがエゴですね。

先日、すぐには信じられなかったことがありました。

とても熱心なお教室の生徒さん。
次の発表会に「次はこれをやりたい!」とかなり早いうちから、ちょっと難しめの大曲を持ってきました。

「う~ん、間に合うのかなあ…。練習時間がどれだけ取れるかによるね」と私。

結局、ぎりぎりで最後の半ページほどがかなり危うかったのが発表会の4日前。直前2週間は、レッスン時間を延長して、その代わり発表会の週はお休みにしました。

当日、会場に行ってみると、生徒さんの姿はありませんでした。
出番が一番最後だって言ったから、後で来るのかな?と思いましたが、いつになっても来ません。

出番が近づいてもいないので、電話をかけたら音信不通。

普通なら非常識もいいところ、
「みんなに迷惑をかけて」
「マナーがなってない」
「おかげで他の生徒さんの演奏も集中して聞けなかったじゃないか!」
「あんなに頑張ってレッスンしてあげたのに、恩を仇で返して」
などなど、怒りが沸くところでしょう。

それが、
を読んでしまったもので、
「あんなに頑張ってレッスンしてあげたのに」←あああ、これがエゴなのか
って見てる私ができちゃったのですね。

私は私が思った通りでベストの選択をしたけれど、
相手は相手で、相手なりの選択の自由がある。
それを、自分の期待通りに動かそうというのがエゴなんだな、
って気がついちゃうと、怒る気もしなくなるんですよね。
ちょっとがっかりはしたけど。

それはそれとして、こういう行動は他の人に迷惑をかけるし、本人が信用を失うから、やっぱり改めた方がいいんじゃないかな、とは思うけど。