皆さまこんにちは! 管理栄養士の古庄です。

4月とはいえ暖かかったり寒かったりの日々ですが、体調は崩されていないですか?

 

春は新しい生活をスタートしたことにより楽しみな一方で、生活環境の変化や寒暖差から大人も子供も体調を崩しやすい時期です。

慣れない環境によるストレスや自律神経の乱れで、普段より体内での栄養素が消費されやすくなります。

その消費されやすい栄養素が、「カルシウム」「ビタミンC」「ビタミンB群」です。

これらの栄養素が不足すると、疲労感や頭痛、気分の落ち込み等いわゆる「春バテ」の症状を引き起こしやすくなります。

今回は新生活を心身ともに元気に過ごすためにとり入れたい栄養素や食材をご紹介します。

 

①   カルシウム

脳や神経の興奮を抑えて精神を安定させる働きがあります。

牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、大豆製品、小松菜などの青菜に多く含まれています。

 

②   ビタミンC

ストレスへの抵抗力を高める働きがあります。

ビタミンCはビタミン類の中でもストレスの環境下で消費されやすい栄養素の一つです。

パプリカ、ブロッコリー、キャベツ、いちご、キウイ、オレンジに多く含まれています。

 

③   ビタミンB群

ストレスを和らげて精神状態を安定させる働きがあります。

豚肉、かつお、ナッツ、ニンニク、のり、バナナに多く含まれています。

 

これらの食品をバランスよく摂取することで、ストレスに対する抵抗力を高めることができます。

また、春に旬を迎える食材には、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で疲労回復に役立ちます。

 

 

まずはいつもの料理に旬の食材をプラスしてみることを意識してみましょう。

 

ストレス解消には適度な運動が効果的です。

春は体を動かすのに絶好の季節です。

運動することで、ストレスホルモンの分泌を抑えて気分をリフレッシュすることができます。

栄養バランスの良い食事と適度な運動で「春バテ」を予防し、過ごしやすい春の季節を楽しみましょう。