腹部操法2 | 野口整体(整体法)船橋全生整体院のブログ

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2019年10月 整体法基本講座5日目まとめ

 

■腹部第一、第二の復習

 

■腹部第三調律点

 臍部と恥骨の中間近辺でいわゆる臍下丹田といわれる場所であり、生殖器系と関係しその人の体力状況、回復力を表す処である。弾力があるが相手が息を吸っても吐いてもパ~ンと跳ね返してくる感じ(実)が正常である。ここに力がない人は回復に時間がかかる。

 

■腹部第四、第五調律点

 左季肋部が第四調律点、右季肋部が第五調律点。第四は感情と直結し嫌なことがあると硬くなる。ここが硬くなると胃がキリキリ痛んだり、心臓がドキドキしたりする。硬くもなく柔らかくもない沖(ちゅう)という状態が正常だが、硬い時は固まりを押さえ臍部にむけて輸気する。

 

 第五は排泄活点と呼ばれ排泄と関係している。生まれた赤ちゃんのここに輸気を行うとカニババという緑色の便がでやすくなりこれを出しておくとアトピにーなりにくいと言われている。このページ参照ここも沖(ちゅう)が正常である。

 

■臍まわり

 腹部のどこかが痛いいが特定できない場合臍周りを圧迫輸気して圧痛がある部位に輸気する。相手と気を合わせ輸気すると精神的安定も促すことができる。

 

 

 腹部の虚、冲、実を読むことは大変難しいが数多くお腹を触ることによって感じることができるようになる。

機会があれば重い病気の方や、お身内でお亡くなりになった方の腹部を触ってみると明らかに違いが分かる。またお亡くなりになった方の腹部に輸気を行うとお顔が和やかになると言われている。

 

 

 昔の治療家は(医師)を含め腹診を重要視していたが現在では画像や数値が優先しその技術はあまり伝承されていない。確かに画像、数値による科学的診断は大変優れていて、触診では分らないものが診断できるようになった。その技術は大いに活用すべきだが、身体全体の体力状況を

把握するには腹部の触診は非常に有効であると感じる。感情面の動きを腹部で観るということなど現在の医学からするとナンセンスと言われるに違いがないが、明らかに表れるのだから仕方がない。興味をもって人のお腹を触ると色々なことを感じる。

 

 腹部に輸気をしていて相手の内蔵の動きが活発になってくると術者の内蔵まで動き出すのだからやはり不思議な場所である。そんなものは「気のせいだ」と言われそうだが、我々からするとまさに「気のせい」(気のおかげ)なのである。

 

 

船橋全生整体院は、自然な体を愛する人を応援いたします。自然治癒力は、生きていれば誰にでもある力です。それを働かせることの応援をするのが整体法です。身体のことでお悩みの方はご来院ください。

 

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