珍しく真面目な話。

先日、同年代の女性から
「もしも子供がダウン症でも産んだ?」
と、聞かれました。

どのような意図があって聞いたのかは
わかりませんでしたが、
自分の場合として答えました。

「産みません、というか産めません。
ただ、産まなかった場合、
そう決めた自分を
一生責め続けると思います。」


eriさんがどうしてそう答えたかというと、
近しい状況まで行った事があるからです。

メロ助くんを妊娠中に受けた血液検査で、
メロくんのダウン症の可能性が1/29。
あまりにも高い数値に驚き、
羊水検査をすることにしました。

この時、例えどんな結果でもいいから産もう。
とは思えなかった。

幸いにも結果は陰性でしたが、
検査から結果が出るまでの間は
怖くて怖くて、もし陽性の結果が出たら
自分はこの子を殺すんだと思うと、
悲しくて申し訳なくて、
でも一時の感情に任せて安易に産むことは
それはそれで無責任な気がして、
気持ちも覚悟も思考も、
何もかもがウロウロして涙ばかり流してました。

また、その検査待ちの期間に会った
学生時代の友人(妊婦さん)に、
eriさんの状況を知らなかったためか、
「ダウン症なんか絶対無理」と言われ、

確かに自分も同じような意見だし、
賛同できるはずなのに、
上手く頷けなくて、なぜかやけに苦しくて、
お腹の中にいるメロさんは、
「絶対無理」な存在なんかじゃないのに…
とか悩んだこともありました。
だったら、どんな結果でも産むべき?
いや、産むべきじゃない。
って、自分の中で行ったり来たり。

もうメンタルぐちゃぐちゃだったなぁ。

そもそも1/29という数字を聞いてから、
夫婦で話し合い、
「陽性の場合は産まない」という結論を出したのは、

一般的に言われるダウン症の子育てに
ついて周りがちなあれこれ…
経済的なこと、
仕事をつづけること、
仕事を続けられなくなること、
きょうだいをつくること、
きょうだいをつくらないこと、
社会の目、
本人の将来、
親が死んだ後の未来。

を考えたときに、
「産んでも大丈夫」とはお互いになれなかったからです。

冷たい、倫理に反した、
悲しい結論だと自覚しながら、
「産まない」と決めました。

あの時、羊水検査の結果が陽性だったら、
本当に産むことを諦められたか、
と考えると、正直わかりません。
冷静に何度も話し合いを重ねて、
色んなことを調べて決めたはずだけど、
お腹の子への愛情は、
そんなものを簡単に飛び越えてしまうくらい
「大好き、愛してる」の気持ちでいっぱいだったから。

その気持ちを尊重して産んだらどうなっていたか。
これも想像がつきません。

ただ、どんな道を選んでも、
「良かった」と思うこと、
後悔すること、
嬉しいこと楽しいこと、
悲しいこと辛いこと、
どれも存在するんだと思います。

だから「産むべきかどうか」の判断には
正解も不正解も存在しないと思う。

eriさんの話に左右されるような方ではないけれど、彼女には最後にそう伝えました。



子供に限った話じゃなく、
「愛してる」って気持ちと、
「一緒に生きていく」って事は、
時々イコールにならないから。

eriさんの場合は、
産む覚悟を持つ事ができなかった。
そして、その事は一生背負っていくしかない。

そう思ってます。



こんな事を急に書いたのは、
最近「子育てはこうあるべき」という事が
どんどん増えてきて、
それが欠けていると「ダメな親」と
関係のない人にまで責められる、
そんな空気を感じたからです。


もともと完璧主義で、
なんでも自分で管理したがるeriさん。
イレギュラーなことばかりの
年子育児を通じて
何度も発狂しそうになりw、
このままじゃいかん! と、
力を抜くこと、完璧をやめるようになりました。
最近けっこう上手になった気がしますw

年子育児……
まともにやろうとしたら体が2つ、
腕が8本くらいないと無理。
ついでにゴムゴムの実も食べたいw

だから、やらなくてもいい事はやめる。
誰かに甘えられるときは甘える。
多少のお金で解決できる事は、
旦那はん、お金払ってw
そうやって肩の荷を降ろしてみました。

そして、自分たち親も子供も
笑顔でいる事を
一番大事にするようにしました。
それが手抜きな事でも、笑える事なら
いっぱい取り入れる。

おかげで眉間のシワが目立たなくなりましたw
どんだけしかめっ面で育児してたんだろw

でもこれも、正解なんかではなくて、
あくまでもeriさんの話。
上手くいかないこともいっぱいあるし、
頭かかえて悩むこともあります。
たぶん後悔もするんだと思う。
それが子育てってやつかもしれない。。。

なんて事を、最近考えてます。


最後に。
先日、尊敬するM先生から頂いた言葉。

完璧な人間は1人で生きていける。
完璧じゃなくて、至らない人間だから
パートナーと生きていく。
そして子育ては、至らない人間同士が
欠点を補い合いながらしていくこと。
上手くいくはずなんか最初から無い。
そう思って力抜きなさい。

長文お付き合いいただき
ありがとうございました。

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