だいぶ山梨も紅葉が進んできました。朝は5度とかで、寒いです。
最近は犬達もとてもいい子に散歩するようになりました。


今日は悲しいお話。
実は数日前に馬が一頭亡くなりました。

奥の黒い子です(いい写真がなくて、これに。)
夕方具合悪そうで、その後様子見てたんだけど。夜中みたらもう既に亡くなってた。
師匠さんに報告して見てもらったら、たぶん「寿命」。心臓の発作が起きたんじゃないかって。見つけた時は汗びっしゃりかいて、でも、苦しくて暴れた後はなかった。

血管がピクピクしてたから、生きてるんじゃないかと思って、沢山名前呼んで、揺すって、叩いてみてた自分がいた。
人間やっぱ大事なもの失うとそうしてしまうんだね。


享年26か27
馬の寿命は30年って、言われるけど、私はそこまで生きる子を見たことがなかった。
(正式にはある程度歳を重ねて使いがってが悪くなると、お肉として出してたから馬の死に直面したことがありませんでした。)
だから、長生きといえば長生きかな。

でも。昼間お客さん乗せて仕事してたから。
突然すぎて驚いた。

亡くなって、仕方ないって話になったけど、
なんか出来たことはないか。とやっぱり考えちゃった。
その日の仕事量。ここ数日の様子。
今までの飼養管理、調教とかの運動の仕方。

後悔したって馬は生き返らないから。
今生きて一緒に仕事してくれてる他の子の為に色々考え中。


この半年ちょっと、一緒に過ごせてしあわせでした。ジョー、ありがとう。
お休みなさい。



そして。他に病気と闘う子が一人。

とてもいい子で、真面目で、頑張り屋さんな彼女。
この夏は更に成長して子供も乗せて仕事して、沢山頼らせてもらった。

それが、ある日突然びっこ。
疲れたかな?と思っていると数日のうちに歩くのさえやっとになってしまった。

あまりにも日に日に体がおかしくなる彼女。
獣医の先生に見てもらったら
「神経系がおかしいかも、首からきてるかな。」とのこと。
足の腫れや疲労は休ませれば治ります。
でも、神経系となると別問題。
今回の場合、治るか分からない。

立っていても斜めになってしまう。
毛艶がとても、よかったのにあの頃の面影が薄くなってしまった。


今は注射を何回かして様子を見ている所。
唯一の希望は薬が効いているようで、歩く時も支えなしで、歩けるようになって、放牧も出来ること。


このまま回復に向かってくれることを祈りながら、毎日世話しています。


動物と生きるのは楽しいことばかりではありません。辛いことも多いのが、現状です。

死を受け入れ、時にはこちらから動物達に死を与えます。
私はまだ経営者ではないので経験したことはないけれど。
たくさんの愛情をかけて育ててきた子に自らの手で死を与える。その瞬間が一番辛く、悔しいと私は思います。

だから。そうならないように。
少しでも心身ともに健康体で長生きしてもらって、最後の日を迎えてもらえるように私はこれからも沢山勉強させてもらって、経験値を増やさせてもらおうと思います。


今回は悲しいお話でごめんなさい。
でも、こういう現実もある。ということをお話したかった。

私のワガママな投稿でした。


明日から三連休😊
天気が怪しいですが、予約が沢山入っているので楽しみです🎵🎵