本物の地獄耳 | 【日刊 ノボちゃん】

本物の地獄耳

うちの義母の耳の聞こえがすごい。

 

渋谷の奥の松濤地区「奥渋」を久しぶりに歩いた

一緒にテレビを見ていて、
「ちょっと音量が大きいから小さくして」と言われる。

「いつもは25(の目盛り)」なんだそうだ。

テレビの音量目盛りはメーカーや機種によって異なるとは思うが、だいたい似たり寄ったりのような気がする。

 

高級住宅街にも立ち飲み

我が家では40くらいにしていて、ドラマなど番組によっては60くらいで聞くこともある。

試しに25にしてみると、蚊の鳴くような音で、息子も、その妻もほぼ聞こえない。

90歳にしてそれが聞こえるというので、もはや驚きを超えて、逆に異常ではないかと思うくらいだ。

 

いつか訪れたい店ばかり

補聴器もなしに電話で普通の会話ができる90代は、スポーツクラブの知人F子さんだけかと思ったら、ここにもいたわ。

その蚊の鳴くような音が「聞こえる」というので、意地を張っているのかと思って、「今アナウンサーの人なんと言いました?」「今、俳優さんなんて言ってました?」と確認するのだが、ちゃんと聞きとれている。

音を聞いているのみならず、日本語を聞きとっているので認知能力も衰えていないことがわかった。

 

Hanakoが取材に来そうな店ばかり

自分でも子どもの時から「Rちゃんは地獄耳たいねー」(by博多弁)と言われてきたらしい。

地獄耳とは、近所の話題、誰が何を言ったかなどをすぐに把握するタイプのことで比喩的に使われるが、実際に聴力が抜群の人にも使っていいだろう。

逆に昔の人だから、小さな音の差が聞き分けられるのかもしれない。

 

この団体はどうなったのか?

今どきの若者は、ワイヤレスイヤホンをフルボリュームにして音楽を聞いたり、ゲームをしたりしている。

するとかすかな音の差は聞き分けにくくなっている可能性が高い。

私も、目盛り25を目指して、小さな音でテレビを見ることにしたい。


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