文字墓場
以前の勤務先に「ポジ墓場」と呼ばれる缶があった。クッキーやせんべいが入っているような四角い缶だ。
外部の雑誌社などにポジ写真を貸し出すのだが、”古すぎてさすがにもう使うことはないだろう…”というものを入れる。ゴミ箱に捨てればいいものを”いや、万が一必要になったら困る”ということで、ゴミ予備軍としてそこに入れられる。
「○○墓場」というのは、マスコミの人だけが使うのもしれない。そのほかの業界の人が使うのを見たことがないので。
そして今私のパソコンにあるのは「文字墓場」だ。原稿を書いたのに編集の方から言われてカットする段落などを切っては貼り込んでいる。カットはカットだが、これもまた”万一復活になったときに、初めから入力するのは大変だから、一応残しておくか…”という気持ちで保管している。
これが本編を軽くしのぐほどの量になってきた。そのページを見るたび、ため息だ。
いや、全部ぜんぶ私が悪いんです。最初から、修正やカットにならない完璧な原稿を書けばいいだけの話なので。
すべてが終わったら「文字供養」をしてあげよう。
供養に代わるキリスト教の儀式は何だろう。「文字感謝献金」かな。
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ただいま【3311号】