中国特許の早期公開-出願・公開同年出願の動向- | e-Patent Blog | 知財情報コンサルタント・野崎篤志のブログ

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公開特許公報といえば、基本的には特許出願から1年半後に発行されます。

 

しかし、最近ツイッターやFacebookで「中国特許の公開がとても早い」というコメントを見るようになったので、ちょっと確認してみました。

 

 

こちらはデータベースPatbaseで、中国公開特許(種別コード:CNA)に限定して、出願年と公開年が同一のファミリー比率を調べたものですPatbaseはパテントファミリーベースのデータベースなので、出願件数ベースのデータとは異なる可能性はありますが、おそらくトレンドとしては大きく異ならないと思います。

 

本来であれば出願日から1か月以内、半年以内、1年以内など細かく刻んだデータを算出したかったのですが、少々面倒くさかったので、ざっくりと出願年と公開年が同一だけを算出しました。

 

2010-2011年は26-27%程度だった出願・公開同年率が、2012年以降上昇して、最近では40%を超えています。

 

やっぱり早期公開しているというのは本当だったんですね。

 

と自分でPatbaseでデータを確認してからインターネットで検索してみたら、アジア特許情報研究会の伊藤さんの記事が・・・

 

中国における早期公開・ 早期登録特許の実態(2014年)

アジア特許情報研究会 伊藤 徹男

オリンパスメディカルシステムズ株式会社 中西 昌弘

日本バルカー工業株式会社 吉居未来

 

中国早期公開特許の最新動向(2019年)

アジア特許情報研究会 伊藤徹男

 

こちらの方がより詳細にデータを分析されています。先に検索しておけば良かったですね