知財情報分析の前提となる検索技術 | e-Patent Blog | 知財情報コンサルタント・野崎篤志のブログ

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株式会社イーパテント|e-Patentは"知財情報を組織の力に"をモットーに、知財情報をベースとした各種コンサルティングおよび人材育成・研修サービスを提供するブティックファームです


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昨日は日本アイアール主催の「欧州特許情報調査の基礎と実践テクニック」セミナーの講師を務めさせていただきました。

 

先月は「米国特許情報調査の基礎と実践テクニック」のセミナーをさせていただきましたが、実は海外特許調査に関するセミナー・講演というのは実質初めてでした。

 

実質初めて、とわざわざ書いたのはもうだいぶ前になりますがINFOSTA主催の「欧州特許の調べ方」というセミナー講師をさせていただいた経験があるからです。ただ、「欧州特許の調べ方」は特許制度面の話が結構多く、NGB時代の特許部の同僚とのジョイント講師でした。そのため、海外特許調査のスキル・テクニックを全面的に押し出したセミナー講師は初めてとなります。

 

現在、イーパテントでは先行技術調査や無効資料調査、侵害防止調査・FTOについては原則として対応しておらず(ご要望をいただいても、知り合いの特許調査会社を紹介させていただきます)、技術動向分析や競合他社分析、新規事業開発・新規用途探索、知財デューデリジェンスなどの分析・解析やコンサルティングサービスを中心に提供させていただいています。

 

とはいえ、このような分析・解析を行う前提として検索に関する知識やスキル・テクニックというのは重要であり必須です。

 

テキストマイニングなどで数万件や数十万件のバルクデータを分析するという方法ももちろんありますが、基本的にはクライアントの要望に沿った分析対象母集団を形成する検索式作成が分析の基礎となります。検索式を作成するためにはキーワードや同義語、特許分類の特徴なども押さえておかなければいけません。

 

また分析した結果のグラフやチャート、いわゆるパテントマップからトレンドを読み取る際にも、特許情報の特徴、データベースの性質・収録範囲等々も把握しておかないと、ミスリードしてしまうような分析コメントを導いてしまう恐れもあります。

 

そういう意味では、今回の日本アイアール主催のセミナーや毎年発明推進協会で開催している「特許情報調査と検索テクニック入門」のような特許検索・特許調査セミナーのリクエストは、自分の検索に対する知識をメンテナンスする上で非常に重要な機会となっています。

 

次年度も発明推進協会のスポット講座で「特許情報調査と検索テクニック入門」セミナーを開講させていただきます。まだウェブサイトには案内が出ていませんが・・・

 

コツコツと定期的に知識をアップデートしていけば良いのですが、なかなかズボラなので、こういうセミナーをきっかけにして資料としてまとめる際に知識をアップデートするのが私個人としては適した方法です。

 

分析のスキル・技術を磨くのももちろん重要ですが、その前提・ベースとなる検索技術を磨くことも合わせて重要であることを留意していただくと良いかと思います。

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