天気予報が雨なので傘を持っていったら,最後まで降らなかった。
もしくは,天気予報が晴れなので傘を持たずに出かけたら,途中で降ってきた。
こんな経験はよくありますよね。
世の中には同じ疑問を抱いている人が多いようで,実際に調べてみると,「それは心理学の原則に基づいている」という見解がいくつか見られました。
つまり,実際には予報が正しく当たり,晴れ予報ならば傘は不要で,雨予報ならば傘がちゃんと役に立っている場合が多いのに,人間は悪い記憶の方が強く残るので,予報に反したことばかりを覚えている,というものです。
たしかに,それが原理というものなのかもしれません。「予報なんだから当たってあたりまえ」という心理が知らない間に働いているのでしょう。
しかし,次のケースはどうでしょうか?
天気予報が雨なので傘を持っていって電車に乗ったら,自分以外に傘を持っている人が誰もいない。
このことについては,心理学では説明がつかないのではないかと思います。
もちろん,見ている天気予報サイトが異なれば,降水確率もまちまちなので,自分が見た予報がたまたま他の人と違っていたという可能性もあります。しかし,それにしては頻度が高いのが妙です。
しかも,このケースにおいて,結局雨が降らないというパターンが多く,予報を正しく読み取った自分の方が馬鹿を見る,という結末に終わるのが不条理です。
ちなみに,「折り畳み傘を持っている」というのが理由であれば,それは納得できません。折り畳み傘は,遠い昔に私も使ったことがありますが,あれは折りたたむのに5~10分くらいの時間を要するので,本当の非常事態以外は使える代物ではありません。
天気予報が外れるのは珍しいことではないので,それは仕方ないです。しかし,天気予報に逆行するような天邪鬼の人が結局正解だった,ということがないようにだけはしてほしいですね。