晟也は、生後すぐに新生児糖尿病が発覚して、生後3ヶ月近くで退院する時にはすでに特児の申請をしていました。
1型糖尿病の方は2級で認定される事が多いけど、認定されるかどうかは、都道府県によって差があったりもすると聞いていた。
晟也は幸いにも申請が通り、2級で認定が下り、その期間が今年の7月31日までだった。
1型糖尿病の方でさえ、認定されなくなっている状況の中で、内服治療に変更し、インスリン注射をやめた晟也が、再認定される可能性はかなり低かった。
再認定、認定取り消し…どちらにしても、医師の診断書と再認定申請書を提出しなければいけなかったので、7月に主治医に診断書をお願いして、ダメ元の申請をしました。
主治医の診断書には、内服による血糖コントロールが必要で、低血糖などについては、親の管理が必要、遺伝子疾患なので、回復の見込みは無い…という事が書いてあったけど、最後には『健康な2歳児と変わらない活動ができる』という感じで締められていた。
うそ偽りなく、今の晟也の状態がちゃんと記載されていた。
その診断書と再認定届けを役所に提出して、かれこれ2ヶ月以上…
今日、ようやく役所から一通の手紙がきました。
特別児童扶養手当受給資格継続通知書
(正確には、上記を発行しますので、判子を持参して来て下さい)
びっくりした事に、再認定されました。
びっくりしたけど…本当に有りがたい。
今は、乳幼児医療受給者証があるから、お金はかからない。
(市外で受診しているので、小児慢性疾患医療給付を使って一旦支払いをして、あとから市で手続きして戻ってくる。)
でも、うちの市は今のところ乳幼児医療受給者証の対象は小学3年生まで。
20歳までは小児慢性疾患が使えても、負担が0になるわけではない。
血糖測定に関わる物品は自己負担だし、今お金がかからなくても、将来的な事を考えると、医療費の蓄えは必要。
晟也のように、薬を飲んでいるだけで、日常生活になんの制限もなく元気に生活できている状況で、認定が下りた事が申し訳なく思う気持ちがあるのも事実。
もっと重症な疾患でも貰えない人もいるのに…
それでも、きちんとした診断書をもとに現状をわかってもらった上で再認定していただけたのだから、ありがたく戴こうと思う。
高橋はるみ知事、ありがとうございます。
新生児糖尿病と診断されて、まだ特別児童扶養手当の申請をされていない方、とりあえず申請だけでもしてみるといいと思います。
役所の時点で、どうせ無理ですよ…と申請さえ受け付けない雰囲気の場所もあるみたいだけど、私の市の職員は、優しく対応してくれるので、その辺は有りがたいです。
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