腸脛靭帯炎(ランナーズニー)が疑われる膝外側の痛み | えばと鍼灸マッサージ院徒然日記

えばと鍼灸マッサージ院徒然日記

【川崎市多摩区】稲田堤駅徒歩3分にあるえばと鍼灸マッサージ院の院長江波戸雄一の日記みたいなブログです。
東西両医学に関する知見や、大好きな横浜ベイスターズ(NPB)、リバプール(サッカー)、お酒(ウィスキーが主)のことなどを書いてます。


テーマ:
普段ろくに走らないのに、
一昨日30分ランニングしたら、
昨日の朝から右膝の外側が痛くなってしまいました。

やはり急な運動は体に毒ですね。
身をもって体感しました。

膝は日常生活の中では、階段を降りる時が一番痛く、
歩きは違和感程度で、走ると少し痛みます。

せっかくの実験材料なので、特に治療もせず、
今朝も15分程ランニングしたところ、
日中、徐々に右中臀筋のあたりにも立位で違和感を感じるようになり、
膝そのものの痛みも予想通り悪化しましたwww

これ以上悪化させるのは危険と判断し治療を開始しました。

【痛みの確認】
正座で少し痛みが出ますが、
足関節から先をベッドの端から出すと
全く痛みがありません(=膝関節は異常なし)。

両足での屈伸動作で少し違和感があります。
階段を降りる時と状態がかなり近い、
片足でのスクワットで痛みが出ます。

ただし曲げきってしまうと痛みは無くなります。

階段は左足から降りると右膝にかなりの痛みが出ます。

立位で右膝関節を屈曲伸展すると、
膝裏の外側(大腿二頭筋の筋腱移行部付近)に違和感が出ます。

立位で膝を90度屈曲した状態で股関節を内外旋させると、
スクワットした時と同じ痛みが出ることがわかりました。
膝を伸ばした状態で、同様に内外旋しても痛みは出ません。


股関節と膝関節を90度屈曲した状態で内外旋させると、少し痛みが出ます。

投球動作のフォロースルーの様に、
股関節を内旋・伸展させると強烈な痛みがでます。


グラスピングテストも陽性なので、
整形外科に掛かったら「腸頸靭帯炎」
なんていう診断名がつく症状でしょうが、
圧痛を探ると腸脛靭帯の付着部である脛骨外側顆だけでなく、
大腿二頭筋が付着する腓骨頭の少し上にも著明な圧痛があります。
腸脛靭帯と大腿二頭筋の付着部
黒の点が腸脛靭帯の付着部である脛骨の外側顆、
赤の点が大腿二頭筋の付着部である腓骨頭

【治療】
さてここからなるべく簡単に
この痛みを解消出来る方法を探してきます。

まず使ったのはこちら

このテニスボールを膝裏に挟んで
寝ながら膝裏をマッサージしました。



するとこれだけで片足スクワットの痛みが無くなり、
フォロースルー動作での痛みも改善しました。
しかし階段の昇り降りでは痛みが出ます。

もうちょっとテニスボールだけで試したかったのですが、
明日も走りたいので、もうちょっと治療しました。


ピソマⅢを圧痛点に1、2、3の順番で貼付しました。

1と2では少し改善しましたが、
特に3の位置が一番改善がありました。

横になって中殿筋をテニスボールでマッサージしましたが、
これはそれほど改善がありませんでした。

その後、何度か膝裏をテニスボールでマッサージしました。

治療前は階段を降りるのに上体を左に傾けなければならなかったのですが、
治療後にマンションの階段を降りてみたところ、
体を真っ直ぐにしたまま降りれました。

走ったら再発するのかなど、
今後に乞うご期待!!!www


2015年5月25日追記

「痛みが起きたら対処する」という後手な対応ではなく、
より根本的な解決策として、
簡単な筋トレをしてみました。

軸足の存在によって生じる左右差とその解消方法
~ランニング後に起きる膝痛の1症例を題材にして~


どうやら中臀筋の筋力や柔軟性の左右差が、
ランニングやウォーキング中の膝の痛みと関係が深そうです。

江波戸雄一さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス