私の住んでる市では、
全国に先駆けて、不登校や発達障害への理解とサポートをする、市の機関がつくられ、私達親子もとてもお世話になりました
。うえの娘が小学校の頃、今から10年くらいまえは、まだ、不登校という言葉が新しく、発達障害などどいう言葉は、聞いたこともありませんでした
。不登校をきっかけにして知った、教育相談を通して、発達障害の可能性を調べるテストを受けたのは、
教育相談に通い始めて 丸二年がたった頃でした

11歳になっていた 娘が、
『発達障害の可能性があるかどうかは、なんたも言えないところだが、 「ある 」、として見てあげたほうが、本人には助かるだろう』
そんな検査結果を受けました。
ショックと共に
あぁ、、、やっぱり、、、と、
どこかでやっと、答えがでで、ホッとしたような、
そんな、なんとも言えない複雑な思いをしたのを覚えています。
「発達障害とは、いったいなんですか!?」
私の質問に、「日本ではまだ研究が始まったばかりで、カウンセラーである自分達もまだわからないことばかりで、今から研究を進めていくところです」と、、、
専門家がわからないことを、こちらはもっとわかりませんでした、、、
ただ、テストの結果、『本人がどういうことにやりずらさを感じるか』知る、そして、理解するということへのおおきな
きっかけとなったことは、確かなことでした。
そして、それは、
それまでの11年間
「どうして出来ないの!?」「何回言えばわかるの!?」「もういい加減にして!!」と、どなりつづけて、疲れ果てていた私と、
そう言われるたびに、泣き叫び、混乱し、パニックになる娘との
和解と理解と、本の少しの距離感と落ち着きを、始めて与えてくれた、救われの第一歩でもありました。
娘は、視力的には全く問題がありませんでしたが、視覚的に 一部解りにくさを抱えていたことが、テストの結果でわかりました。
例えば、、、
目の前に水の入ったコップがあり、その奥の醤油をとろうとします。
娘は、視覚的には醤油もコップも見えていますが、『醤油に意識が集中していて、コップが目に入らない』』という状態になります。
その結果、醤油を取るためにてを伸ばした時に、目の前のコップを倒して水をこぼしてしまう。
集中力がとても強い ということでもあり、一つのことに集中すると、ほかのことが目に入らない という状態です。
それが、わからなかったために
『目の前にあるにも関わらず、気付かずにコップを倒す』と言うことが、理解できないわたしは、
「なにをやってるの!!」「また?!」と、怒鳴ります。
本人はわざとではなく、なぜだかもわからないことを怒鳴られ、切れて泣き叫びます。
「ほんとにもう!!いつもいつも!!もういい加減にして!!」
「ぎゃー」
そんなやり取り
そして、疲れはてて、途方に暮れる、、、
そんな日々を
ずっと繰り返してきました
だから、、、
意味がわからないながらにも、発達障害の可能性を指摘されて、その中での本人のやりずらさの項目をひとつひとつ示されるたびに、
あぁそうだったのか!!だからだったのか!!
と、合点のいくことが、あとからあとから沸いてきては、カウンセラーのかたと一緒に
「きっとそうだったと思います。本人もお母さんも大変でしたね、お辛かったですね」と、理解とサポートとねぎらいの言葉をかけていただいたときには、安堵と後悔の涙が、同時に流れたのでした
知らなかったがゆえに、過酷なほどに傷つけてしまった日々
そして、やっと、原因がわかったことへの安堵
誰に相談しても、答えの見つからなかった暗闇に、
やっと、光が差し込んできたような救われた気持ちを抱きました
その娘も今年成人式を迎えました

いまは、学校に行きたくないと言う下の娘の、よき理解者であり、一番厳しい指導者でもあります

うえの娘で始めて経験した
不登校や、発達障害、、、
あのときの戸惑いやショックや、挫折や、コンプレックス、、、
それがあるから
いま、こうして再び下の娘が不登校や発達障害の可能性に遭遇しても
落ち着いて対処できるのだと思います
。『発達障害があるとしたら、早めに見つけて、きづいてあげて、適切なサポートをする』
それだけのことです。と、言えるのは
いまだから です。
うえの子で味わった全てが、下の子への冷静さと落ち着きになって、私を助けてくれています。
当事者でありながらも、第三者的に関われるのは、経験があるからこそだと
。だから、、、
いま、正しくその問題にぶち当たってある
お子さんや親御さんにも、
ほんのすこしでもお役に立てたらな、、、と思うと同時に
うちも一緒です(*≧∀≦*)一緒にやりましょう(*^^*)と、共にあるんで行けたらいいと思います

今後も、不登校や発達障害についてのメッセージを
お届けしていこうと思っています♪(〃^ー^〃)

















教育相談は、都道府県や地方自治体によって、制度が整っているかどうかは、違うと思います。
学校、不登校、発達障害でなやんでいたら、いまは、NPO法人などでも広くサポートをしています。
特別支援学級の先生などが情報を知っていることもあります。
市の子供支援課や子育て支援団体など、なるべく広く情報を求めてみてください。
『お子さんが落ち着いているとお母さんも落ち着きます
お母さんが落ち着いていると、お子さんも落ち着きます(*^^*)』
そんなことはわかっていますよね、、、

だからこそ
大切なのは、そうなれるような環境を見つけること、つながること、つくること
一緒にやりましょう
