むかしのむかし
主人は社会人野球のピッチャーでした
しかし24歳の時
野球からゴルフに転向をし
ジャンボさんの門をたたきました
それまでゴルフなんて
何回やったかという程度です
ジャンボさんの弟子になり
ゴルフの初心者だった主人は連日
左手だけで打つミニクラブ(ドライバーを短く切ったもの)
での練習を命じられ
ひたすらそれを打つ日々でした
そんな練習が4ヶ月続いたある日
「今日から5アイアンを打て
ボールの前にボールを1個置いて
そこを通すイメージ(ラインを出す)の練習をしろ」
そうジャンボさんに言われた主人
これまでミニクラブは左手1本で打っていて
やっと今日から両手で打てることになったのです
それはそれはきっと嬉しかったに違いない主人
しかし事件は起こりました
トップしたボールが
前に置いていたボールに勢いよく当り
右斜め前方でミニクラブの練習をしていた
ジャンボさんの後頭部を直撃したのです ( ゚ ▽ ゚ ;)
そのまま無言で崩れるようにしゃがみこむジャンボさん
周りにいた関係者は全員凍りつき
時がしばらく止まりました
その後どうなったかって?
トーナメント先に出発する
朝の出来事でしたから
午後の出発までの間
主人はずーーーーーーーーーっと
氷の袋をジャンボさんの後頭部に
当て続けることを命じられました
ずっとですよ
どこに行くも
どう動くにも
ずーーーーっと 笑
氷持ってこい!
そう怒鳴ったきり
ジャンボさんは何も喋らない
今週試合に出れないんじゃないか?
棄権して帰ってくることになるんじゃないか?
周りの関係者は心配してザワザワしつつ
主人はひたすら後頭部に氷を当てつつ。。。
しかしさすがはジャンボさん
優勝をして帰ってこられたようです
偉大な方の選手生命を断つほどの
大事にならずに済んで本当に良かった、、、
当時はジャンボさんの全盛期の時代
100勝をされる少し前の話しです
主人の伝説
実はまだまだあるのです
伝説②はまたの機会に ( ´艸`)