今週のラジオ内容が終わり何を書こうかと思ったところ、先生がハワイで美千子さん達とお話しされていた内容がすごく私に当てはまる事だったのでブログに残したいと思います。
人から相談された時や愚痴をこぼされた時の相槌の仕方に関してです。
先生:「人は必ず『それは大変だったね』と言って欲しいからオーバーに話す。愚痴の中には真実がないの。承認されたいという欲が絡んでいるから。だから、例えば人から愚痴をこぼされたら『そんな状況で仕事をしていて大変だったね。』というように、その人の中で収めておけばいい。
聞いている側も言っている側も承認欲が働いているの。だから私は人から『これ美味しいですね?』と言われたら『そうだね。これ美味しいね。』で止めるようにしている。そうではなくて『これにチリソースがかかっている方がもっと美味しいよね』とか人はさらに定義をつけたがる。なぜなら相手の言葉を借りて承認されたいから。
だから『これ美味しいですよね?』と言われたら『これ美味しい』と言って相手に承認を渡せばいい。『このスナック美味しいね』と相手が言ったら、『これはアメリカ限定商品ですよね?』とかいちいち意味づけをする。その人が『これ美味しい』と言ったら『美味しいね』ってその人を立てて言えばいいの。けれど『その塩加減がちょうどいい』とかいちいち相手の意見の上に自分の意見を重ねて承認欲求を取らなくていい。それも人間関係がこじれている原因。
『これ美味しいね。』と相手が言って『美味しいね。』と言った場合、相手が言った美味しいねが一番になる。なので相手の人の中で満たされるの。もしこれを『ソースがかかっている方が美味しい』って言ったら、相手の意見を横取りすることになるの。人って承認欲求の奪い合いなの。」
美千子さん:「なるほど、、、」
先生:「これは私もある。だから心をちゃんと律しておかないと相手の意見を横取りしてしまうことがある。”言わなくてよかったじゃない”って思う。『美味しいね』っていうのが共感なの。なのに人は奪うの。美味しいねの後に〇〇産だからとか言ってしまう。一言多い。これをみんなは気づくべきなの。私は一言多いって。
ずっとそのスタンスでいると相手も一緒にいるのが辛くなる。何を言っても一言多く返ってくる人だったら鬱陶しくなる。私が美味しいですねって言ったら、美味しいですねって返して欲しいだけなの。相手がただ単に相槌を求めているのか、共感だけなのか、アドバイスが欲しいのかはわからない。でも、ほとんどの人は共感だけでいいの。
共感というのは何かといいうと相手が言った言葉の上に自分の意見を乗せないって事なの。」
美千子さん:「
」
先生:「何か相談されて『そういう状況で辛い時に仕事をこなしたのは立派!』って言うだけでいいの。それなのに『それはこうした方がいい』とか意見をいちいち乗っける人がいるわけよ。そうなると”黙っていて
なんでいちいちあなたの意見がくるのよ
”ってなる。
共感と相談は違うの。共感というのはただ単に落ち着きたいだけなのよ。相談は自分の意見と真逆のことを聞きたいという時。だから、相手が共感して欲しい時は『なんで相手はそんなことを言ったんだろうね』ではなくて、『そんなこと言われたら誰だってしんどくなるよ。その中で普段通りに振舞えて立派だね』と声をかけたりする。これが共感なの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
私はよく親から一言多いとかうるさいとか言われていたのですが、私からすると両親の方が一言多いしうるさいと思っていたので気にしてもいませんでした。他人からも言われた事がありますが、あの両親の子供だし、第一思った事を素直に言っているだけなのにどうして一言多いとか言われなければいけないんだろう?一体自分の発言のどの部分が一言多いんだろう?と疑問でした。
でも、この先生のサロンの映像を見て理解しました。私が自分の意見だと思って自由に発言していた内容は単に相手の意見を横取りして自分の承認欲を満たすために話していた発言だったんだと。。。そりゃぁ人間関係が崩れますね。そりゃ上手くいかないわ。
私の中では、自分の意見を発言して会話のキャッチボールをしたいと思っていたのですが、相手の意見に共感する前に反撃というかスマッシュを打つというか攻撃していたんですね。。。
今まで人と会話が続かないというかつまらなかった理由がこの動画でよくわかりました。そりゃ私はうるさいだろうなぁと思います。うるさいって声の大きさだけじゃなかったんですね。この歳になって初めてわかりました![]()