N.Y.式ハッピーセラピー/ Anger Management | 有閑マダムは何を観ているのか? in California

有閑マダムは何を観ているのか? in California

映画に本に音楽。

山に海に庭。

インドア・アウトドア共に楽しみたい私の発見記録です。 

Anger Management。

怒りをコントロールする、セラピー。


以下2タイプの人は、このセラピーに通ってください。

① 怒りを外に出すタイプ。 すぐに怒り出し、人やものにあたる。

② 怒りを内にためるタイプ。 その場では怒りをコントロールしているかのようで、内に蓄積された怒りがそのうち爆発する危険のある人。


え? ①でも②でもないタイプってじゃあ、何?



ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
N.Y.式ハッピー・セラピー コレクターズ・エディション

気弱なデイブ(アダム・サンドラー)は、ちょっとした勘違い(?)から事件の加害者になってしまい、裁判所から Anger Management のセラピーに通うことを義務付けられる。

そのセラピスト、バディ(ジャック・ニコルソン)とのドタバタコメディ。


ホテルルワンダ、エレファントと2本続けて内容の濃い、ずっしりと重みのある映画を観て、ちょっとここらでかる~い、何にも考えなくてハハハと笑えるような映画を観たいなあ! と思って選んだこちら。


まあね、クスッとも笑えないこともないんですが。

大味な、強引なストーリイ展開の、毒にもクスリにもならん娯楽映画でした。

アダム・サンドラーものだから、こんな感じかな、と予想したとおり。


あまりにも煮え切らないデイブ。 

いい人ではあるんだろうけれど、どんなに理不尽なことを言われても、すぐに丸め込まれて納得しちゃったり、

「ちょっと~!! それはないでしょう!!」

っていう態度に、観ている私がイライラしちゃったり。

めちゃくちゃな注文をつけるバディに怒っちゃったり。

べたべたなラストに、あきれたり。


あら? セラピーに通わなくてはいけないのは、実は私??


ん? そうか! 観客に自分の怒り抑制方法に対して振り返ってもらうために、わざとイライラさせる展開にしている、実は深い意味がある映画だったの? 

・・・有り得ないでしょうね。


・・・・・・・・・・・・・・・以下、追加です・・・・・・・・・・・・・・


↓のコメント欄に、abroaddiary さんより、ジャック・ニコルソンの役柄に関するヒントを頂きました。



「かっこうの巣の上で」で精神異常を装って、病院に入れられる患者役を演じた、ジャック・ニコルソン。

本当は正常だったにも関わらず、最後には強引な治療を受けて別人のようになってしまう、怖い映画。



この映画では、彼をわざわざセラピストの役に配置することで、パロディを狙っていたのか? 

「それは、ないでしょう!」

と思わせる、めちゃくちゃな治療法でのセラピーは、「かっこうの巣の上で」のマジメに酷い治療をする病院をなぞらえているのか?



どうでしょう? これも深読みしすぎでしょうか?