みなさま、こんにちは
昨年からご支援いただいておりました、中央共同募金さまを通じた助成事業が
無事終了いたしましたので、活動報告をさせていただきます
当団体は、赤い羽根 ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン
居場所を失った人への緊急活動応援助成 第8回助成
に採択頂き、2023年12月1日~2024年12月31日の助成期間に支援を届けてまいりました
助成事業では主に、DVや虐待で避難中の母子やひとり親世帯の子ども達、単身女性、若者等に
居場所を提供することが出来ました
期間中全体で、延べ1114名に居場所支援を提供することが出来ました
特に、避難により学校に通えない子どもや、
DV・虐待のトラウマから不登校になった子ども、
後遺症による発達障害を抱え学習が困難な子ども、
貧困状態やヤングケアラー状態にある子どもなど
様々な状況にある子ども達に対して、居場所・学習支援を行いました。
↑学習支援の様子
今年度も多くのボランティアさんにご協力いただき、
居場所の子ども達全員に、マンツーマンの学習支援を
提供することが出来ました。
受験を控えた子ども数名おり、より一層学習支援に
熱が入っております
人と接することに恐怖を感じる子どもや、外出が困難な子ども、
遠方に住んでいる子どもなど、居場所に直接来ることが出来ない子どもには、
メタバースを通じて居場所支援を行いました。
また、子どもが将来、DV・虐待の被害者にも加害者にもならず、社会で生きていける
力を養うための、エンパワメント講座も実施しました
暴力以外で自分の気持を伝える方法、対等な人間関係を築くことの大切さ、
将来の夢、権利と責任についてなどをテーマで行いました。
講座終了後には、お弁当配布も行いました
本事業期間で、虐待を受けることが当たり前の環境にいた子どもが、
「避難前、自分がどれだけ酷い環境にいたのか、気づけた」
「暴言・暴力以外で自分の気持を伝える方法があると知った」など
価値観が変わっていく姿を目の当たりにしています。
DV・虐待の連鎖防止、再発防止に寄与する講座として、成果を上げることが出来ました
また、お母さんに対しても、定期的なカウンセリングやトラウマケア講座を通じて、
避難後も安心して子育てや自立ができるようサポートを行いました。
この助成金をいただきましたお陰様で、DV・虐待・貧困の連鎖を防ぐための
サポートを包括的に行うことができましたことを心より感謝申し上げます。
今後とも、皆様方のご支援をいただきますよう、何卒宜しくお願い致します。
寄付はここちらから
●コングラント マンスリーサポーターページ
●コングラント 都度寄付ページ
●当団体 寄付振込口座
金融機関コード0001 青葉台支店(支店コード395)
普通 3027975
口座名 特定非営利活動法人DV対策センター
🌸女性と子どもの居場所ラフェリーチェ🌸
【問い合わせ】
女性と子どもの居場所ラフェリーチェ
dv.taisaku@gmail.com 080-7821-4660
主催:NPO法人DV対策センター(ラフェリーチェ)