私がアニサマに行ってる間、ヴェルディはアウェイで柏と戦いました。
この日は台風の接近に伴い日本各地が大荒れで、多くの試合が中止になりました。中でも気の毒だったのはFC東京。新幹線が止まり東京に帰って来たのですが、広島での試合は行われる事になり再び広島へ。当日にホテル入りして、てんやわんやだったでしょう。試合は負けたし、少し同情します。広島は７連勝&町田を抜いての首位おめ。
ヴェルディの試合も前日ギリギリまで検討されたみたいですが、関東は台風の影響は弱かったので開催される事になりました。それでも試合中に雨が降ったり、選手もサポーターも大変だったでしょう。室内でアニソンライブ楽しんで、すいません。
でもライブにはヴェルディのユニフォーム着ていったし、公演後は真っ先に試合結果を確認したので許してください。勝ったのを知った時はガッツポーズしました。
柏レイソルは現在16位。5年前にアウェイで戦った時は力の差を見せ付けられて昇格を許してしまったけど(京都戦の13-1は衝撃的でした)、今は残留争いの真っ只中。やはりJ1は厳しい。
苦手なイメージが強い柏とのアウェイ戦。黄色に染まったスタジアムで、どう戦ったのか。録画を見せてもらいました。
先制は柏。8分、細谷真大の普通っぽいシュートをマテウスがキャッチ…しようとしたらボールが滑ってマテウスの手の中をするりと抜けて、ゴールに入ってしまった。雨で濡れたピッチの影響かな? 細谷が狙って撃ったのだとしたら、恐るべし。
だけどヴェルディも黙ってはいない。15分、木村勇大がペナルティエリア外から素晴らしいシュートを放って同点に! 11試合ぶりのゴールで、木村は遂に今期2桁得点を達成しました。ようやく壁を破りましたね。おめでとう!
勢いに乗ったヴェルディ、ならば今のヴェルディで最も勢いがあるこの男も黙ってはいない。30分に齋藤功佑のスルーパスを山見大登が決めて、ヴェルディ逆転! 日立台にヴェルディサポの歓喜の声が響き渡りました。
いやいや、柏も黙ってはいない。前半終了間際の46分、コーナーキックからのクロスを戸嶋祥郎が見事なボレーで合わせて追い付かれました。このシュートは敵ながら天晴。
追い付かれたヴェルディ、苦しい立場になったと思いきや55分、左ウイングバックの翁長聖が名古屋戦を思い出させる技ありなシュートを放って柏を突き放しました。まさに職人。
しかしリードされた事で柏の選手達に火を点けた。この後は柏にサンドバック状態にされました。ヴェルディのシュート数7に対して、柏は何と24。枠内も7本あり、ヴェルディが押されまくっていたのが分かります。
だが、この日のマテウスは素晴らしかった。次々と放たれるシュートを防ぎまくり、それに選手達も応えて必死のプレイで守り抜く。2失点は事故って事で。
そして試合終了。3-2で勝利したヴェルディは勝点を41とし、暫定ですが7位にまで上がりました。
これまでなら勝点が試合数を上回れば、残留はほぼ決まっています。基準となる38点を越えたので、ヴェルディの残留は確定…と油断は禁物。2週間の休みの後は最下位グループの札幌、鳥栖との直接対決。ここで負けたら残留ラインを上げてしまい、苦しい立場になる。2週間の間に更に力を伸ばしましょう。頑張れ、東京ヴェルディ!
録画した試合の感想なので軽く書こうとしたら、思ったより熱が入ってしまった。我ながら凄いヴェルディ愛。