ジャンプ40号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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 今週号にはマクドナルドのハンバーガー無料券が付いています。経営が好調とはいえサービス良いですね。テリヤキバーガーの無料券ならもっと良かったんだけど。

 「ONE PIECE」の新作映画が来年の夏に公開決定! まだまだ先の話だけど、尾田先生は今から監修しまくっているんだろうなあ。ここ最近、休載が多かったのも納得。

ONE PIECE ★★★
 浦島、力士としては強いんだろうけどルフィの敵じゃない。喧嘩を売った相手が悪すぎましたね。反則技を平気で使ったり、女を殺そうとするゲス野郎だけど、ちょっとだけ同情します。
 ホールデムを引き釣り出したけど、お玉を人質に取られている。迂闊には動けないか。でも、まだルフイとゾロの正体には気付いていないんですね。これはラッキーかな?
 ルフィ達以外にカイドウ達に逆らう勢力があるのか。その名は酒天丸。盗賊なので簡単には手を貸してくれないだろうけど、利害が一致すれば手を組めそう。

Dr.STONE ★★★
 科学だけでなく、千空達の戦い方とか騙し方まで学んでいたクロム。ああ、最初の頃は純粋に科学を追求していたのに、すっかり染まっちゃって(笑)。
 肺炎の吐血はトリックだと思っていたけど、梅干のエキスとはねえ。素材の調合に関しては千空をも上回る、頼もしい科学者になりました。これで特攻はしなくて済むし、敵の罠も通じない。一気に勝負を決めるか?

鬼滅の刃 ★★★
 甘露寺さんの力は普通の人として暮らしていくのは強すぎるけど、鬼殺隊にとっては最高級の戦力になる。みんなの期待を背負い、やる気満々に全力を出している甘露寺さん、頼もしいっす。
 しかし分身の鬼を倒しても半天狗を倒した事にはならない。本体の半天狗は小さいし固いけど、強くはないので炭治郎達でも何とかなる。それぞれのやるべき事がはっきりしており、全力で取り組んでいるのでストレスを感じずに読めます。
 玄弥は鬼を食うと、その鬼の能力を一時的に使える。呼吸の技は使えないけど、それを補って余りある才能ですね。上限の鬼の肉を食べたら、とんでもなく強くなるのかな?
 半天狗の過去も少し明かされました。人間だった頃にかなり辛い経験をしたみたいだけど、自分の事を正直者と言う奴は大抵嘘付きなんですよね。半天狗は自分を嘘吐きだと自覚していない、最も卑劣な嘘吐きっぽい。つまり遠慮は無用、首をぶった切れ!

火ノ丸相撲 ★★★★
 センターカラーで人気投票の結果発表。昔から出ているキャラを押しのけて刃皇が2位とは凄いな。レイナも3位とは大健闘。こういう格闘漫画でヒロインがこんなに高い順位になるとは珍しい。
 かつての仲間達と色々考えたり、練習したり……。懐かしい光景には火ノ丸でなくても微笑みたくなります。こういうのも長期連載の醍醐味ですね。
 馬鹿だけど強い大般若、奇策を使う事が多いけど、火ノ丸に対しては真っ向勝負を仕掛けてきた。だけど今の火ノ丸には逆効果ですぜ。心の強さがグーンと上がりましたからね。大般若の事は侮っていないけど、生まれ変わった火ノ丸の踏み台になってもらいましょう。

呪術廻戦 ★★★★★
 良い母親だった順平の母の凄惨な死を、淡々と告げる。ああ、そうだよ、この漫画はこういうエゲツない事を躊躇わずにやる漫画だった。母親の死の光景は絵にせず文章だけで表したけど、この場合それは大正解。詠んでゾクッとしました。
 単にエゲツないだけでなく、漫画として面白いから困る。あんなに優しい母親を残酷な方法で殺された順平が暴走するのは分かる。だけど順平だって悪い奴じゃない。虎杖が彼を止めようとするのも分かる。ああ、もう、どうにかならないのか。
 そしてこのどうしようもない戦いも真人達の思惑どおりというのがねえ。順平は虎杖に勝っても負けても苦しい思いをするでしょう。本当にエゲツない漫画だ。でも面白い。

アクタージュ ★★★★
 夜凪が心の奥に隠していた、弟妹達への苛立ちを言わせた阿良也。本人でさえ気付かなかった、いや気付かない振りをしていた醜い心を容赦なく引き釣り出しやがった。自分が役を掴む為ならこの男、何でもするでしょうね。それが恐ろしい。
 アキラの眼の前で阿良也に喰われた夜凪(こう書くと変な感じがするけど、割と事実)。このタイミングで千世子が来るとはねえ。彼女が夜凪を救うのかな? そういう事が出来る子とは思えないけど、何かやってくれるでしょう。その何かが全く分からないから楽しみ。

ハイキュー!! ★★★
 センターカラー。
 研磨の予想を越えてきた日向。このセットを取られたら負け、しかも点差はギリギリなのに烏野の選手達は誰も焦らず、日向を含めて楽しんでいる。体を動かす事そのものが面白いんだろうなあ。スポーツ選手の原点にして頂点を感じているのでしょう。
 日向の成長は止まらない。自分を上回る背丈の選手のブロックを、指先をかすめる高さを狙って越えるスパイク! こんなの打たれたら、どうしようもありませんよ。ブロッカーとしては最大級の屈辱でしょう。
 だけどこのまま勝たせてくれる程、音駒は甘くない。一方が成長すれば、もう一方もそこまで伸びる。日向のライバルは研磨だけじゃありません。そして未知の新戦力が。手白君、本人が「準備不足」だと言っているのに、監督はコートに送り出しました。特殊なサーブを打つのかな?

約束のネバーランド ★★
 うーむ、何だか一気にファンタジーものっぽくなってきたな。いや、元々その要素はあったんだけど、いきなり竜とか過去の映像とか出されるとね。それが悪いって訳じゃないけど、今までとは違う感じに戸惑ってしまいました。
 クヴィティダラの目の謎は解けたけど、まだまだ謎は多いしタイムリミットは確実に迫っている。次号は巻頭カラーだけど、一気に時間が経過しそう。シェルターに戻ったら大変な事になっていた、なんて衝撃の展開もあるかも。

ぼくたちは勉強ができない ★★★
 うるかが切ないなあ。留学を決めた事を言えば、成幸との勉強会は終わってしまう。だから彼への恋心も、進路を決めた事も言えない。恋に不器用なうるか、彼女の欠点と魅力が大爆発しています。
 恋人でもないのにイチャイチャしたり、電車で逆痴漢プレイしそうになったりと、微笑ましい場面も見せてくれたけど、うるかとの別れの時は確実に迫っている。この2人の関係、どうなるのかなあ。ゲームみたいに個別ルートがあるのなら、うるかに幸せになってほしいんだけど。

血液ヌル ★★
 金未来杯エントリーNo.2。作者は天願真太郎先生。
 説明的な台詞が多くて話のテンポが悪いし、作画も決して上手いとは言えない。だけど駄作と言い切るには惜しい魅力を感じます。だからエントリーされたんでしようね。
 蛋白そうで実は熱血な主人公と、怪生物のコンビものって最近増えてきたなあ。この手の漫画は「寄生獣」という大傑作があるから難しいんだけど、それでも挑戦する若者の熱意に拍手。

キミを侵略せよ! ★★★
 お、掲載位置が急上昇してる。これは今期の打ち切りは免れたかな?と思ったら、話の内容は最終回の一歩手前っぽい。これはどういう事なんだろう? 原稿が早く上がったら、この位置になっただけ?
 華星の恋があっさり終わったのは悲しいけど、仕方ないか。この漫画のテーマは相場さんとの交流だったし。自分の正体を告白したハジメに対し、相場さんはどう返す? 聞こえなかった振りをしたら相場さんも稲岡先生も軽蔑します(断言)。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 心操の個性は非常に強力だけど、多数の敵を一瞬で洗脳するような便利なものではない。作品のバランスを壊す程の能力ではないのだと改めて確認。堀越先生、考えるのは大変だろうけど頑張ってください。
 地道に鍛錬していたB組は強く、A組は予想以上の大苦戦。女の子のベロで絡め取られた円場君、妙な性癖に目覚めそうで心配(笑)。
 押され気味のA組だけど、ここで実戦経験の豊富さが活かされる。ピンチの時にこそ良い作戦を思いつく梅雨ちゃん、頼もしいですね。3人になったけど、単に数を増やしただけではないでしょう。カエルトラップに期待。

ブラッククローバー ★★★★
 流石は紅蓮の獅子王の副団長、元々強い上にエルフに転生したのではレオでも敵いません。だけどレオは奮闘しているし、パワーアップするフラグが立った。今回は復活したフエゴレオンに見せ場を取られたけど、次はやってくれるでしょう。
 という訳で眠っていた獅子が復活。眠る前よりパワーアップしてますね。これで副団長は何とかなるでしょう。敵はまだまだ多そうだけど、希望は見えてきました。早くヤミと合流して、反撃の狼煙を上げてほしい。

銀魂 ★★★
 「DRAGON BALL」のミスター・サタンみたいな偽りの英雄になっていたマダオ、ヘタレっぱなしだったら見損なったけどギリギリで踏ん張りましたね。残り3話でこんなバカバカしい話をやっちゃうこの漫画が好きです。
 銀時達は最後の戦いに向かい、真選組も元の陣容に戻り、万事屋も走り出す。着実にクライマックスに向かっています。緊迫した空気が流れる中でも、最後にバカ皇子達を出すという脱力もののネタをやっちゃうこの漫画が好きです(パート2)。

食戟のソーマ ★★★
 夏の最後のサービスという事なのか、みんなで海に行き水着を披露。女性陣の学生離れしたプロポーションの良さに眼福。男性陣もマッスルな体してるなあ。料理人は体力が資本。
 期末試験はなかなかハードだけど、本題は試験じゃないっぽい。鈴木先生、えりなを連れ去る気満々ですね。彼の正体を未だに掴んでいないから、創真達が後手後手に回っていてストレスが溜まる。早くこの状況を変えないと、読者から見放されるかも。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 八咫鋼と天狐、それぞれの家の歴代最強と言われる2人の対決。普通のバトル漫画ならもっと長く戦っていたんだろうけど、1話で終わらせましたか。これで良いと思いますよ。ヒロイン同士の凄絶なバトルなんて、望んでいる人はいませんからね(いるかもしれないけど)。
 天狐の力に目覚めても、幽奈は今までと変わらない。安心したけど、遂に黒幕が登場。あの男は幽奈の父親だと思っていたけど、少し違うようです。幽奈の事を人間扱いしていないし、餓爛洞もこいつが作ったっぽい。復活したコガラシと力を合わせてラスボス打倒するのかな?

アリスと太陽 ★★★
 マネージャーでさえ知らなかった、しのんの真の実力。アイドルとして必要な「良い上手さ」を持っている上、歌もダンスも素晴らしいのなら優勝は当然ですね。出来レースではなく、実力で優勝して大人達の思惑をぶっ潰したしのん、カッコ良いです。
 敗れはしたもののアリスと太陽はより絆を深め、アリスの謎にも迫ります。しばらくはこの2人の話になるのかと思ったら、しのんを転校させてくるとは。予想以上に動いてくれるので、作者に気に入られたのかな? 流石はアイドル。

総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書 田中誠司 ★
 今まで田中に守られていた時岡が自分で戦う決意をして、その為の力を手に入れる。普通ならかなり盛り上がるシチュエーションなんだけど、この漫画だとそんなに盛り上がらない。話も作画も悪い意味で「漫画すぎる」んだよなあ。作り話っぽさを払拭しきれない未熟さが出ています。
 実質的な最下位にまで落ちたけど、それも納得する程に面白くない漫画です。特徴はタイトルの長さだけ、そんなダメダメな漫画のままで終わりそう。

紅葉の棋節 ★★
 最終回。
 銀杏の予想を越える成長ぶりを見せた紅葉、3年後もまだプロにはなっていないけど着実に成長しており、銀杏を泣かせるぐらい立派な事を言うようになった。この漫画は銀杏の物語でもあったんだなあ。
 総評。将棋や囲碁などの漫画は派手なアクションが出来ないので難しく、キャラクターに強烈な個性が無いと面白くない。なのにこの漫画は主人公の紅葉が非常に地味で、脇役達も弾け切れなかった感じがします。色々と惜しいけど、人気が出なかったのも納得できる漫画でした。
 里庄先生、お疲れ様でした。この連載で学んだ事を無駄にせず、次作へ繋げてください。