GALAXY イベント
詳細が発表されましたね。
http://www.galaxytech.com/downloads/oc_jp/oc.html
なんせ国内初の液体窒素を使ったVGAのOC大会です。
初の試みなので、色々と問題が出てくるのは仕方ないでしょう。
OCの世界大会は極冷が大前提です。
しかし、私の知る限り・・
国内には絵板極冷人口は両手で余るほどしかいません。
つか?ほとんど知り合いです(笑)
ルールも部門も何でもアリ・・となると、予選の時点で既に
VGA-Clock1100 Overからが常識・・
みたいになってしまい、そうなると極冷人口の何倍もいるであろう?と思われる
空水冷のOCファンは物理的に参加すら厳しい状態となるでしょう。
空水冷の3Dベンチファンの中にも凄いセンスを持った人達が
大勢いるだろうに、それはとても残念だと思います。
空冷部門と極冷部門と分かれているのは、もちろん、そういった理由ですね。
まぁ、それでも予選の段階では、もう少しルール緩くてもOKだとは思いますが。
まだ未定ですが・・
決勝戦は多分?主催側が用意したカードを使いまわすことになるかも?
しれません。
そうなると、もはや御神籤も通用しません。
コールドバグがあり、例えば-60℃までしか動作出来ない場合、
LN2を使ったギリギリの温度管理だけが勝負となります。
たとえ10人が同じカードを使ったとしても、必ず数MHzでも差はつくでしょう。
3Dベンチ中は負荷の軽いシーン、重いシーン様々ありますが、
シーンを通してピッタリ温度を固定するのは、困難な作業であり、
すなわち 『腕』 の勝負となります。
極冷で温度管理は、どんなベンチマークでも必要で重要なスキルです。
その後の世界大会でも役に立つことです。
しかし、まったくLN2の温度管理が未経験の御方でも、
当日、何回か?やれば必ず慣れて出来るようになります。
3Dベンチに慣れてる人は普段は空冷であっても
負荷の高い(発熱するシーン)は事前に理解してるハズです。
センスのいい人だったら、相手が極冷のベテランであっても、
かなり微妙な戦いとなるでしょう。
普段はあまり気にしない?絵板POTの圧着具合とかだけでも
数十MHzは変わると思います。
それでも普段から練習できる極冷のベテランの方が若干有利ですけどね。
こういった大会は、大勢が参加する事、
そして皆で次回に続けていくこと・・が一番大切だと思います。
極冷の人達だけが競って世界に行くことは簡単です。
しかし・・それが数人だった場合、世界大会で勝てたとしても
来年は日本でのイベント自体が無くなる可能性だってあります(笑)
少しずつでも、こういう大会が、他のメーカーさん含め増えてくれれば、
必然的に日本から世界に出撃する人間も増えることになりますし、
晴れてルールも何でもアリとかになるでしょう。
