乾燥剤の実験 | ドライシステムソリューション

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乾燥剤のあれやこれや

更新がとまっており、申し訳ございませんでした。



今回は、乾燥剤の実験についてあれこれ


乾燥剤の性能は何かといえば


「どれだけ湿気を吸収することができるか」ということになります。




そのため、他社の資料や顧客先にてよく見ることができる実験資料は


ある一定の温度と湿度の環境下に乾燥剤を設置すると


どのぐらいの水分量を吸収するかを測定し、まとめたものが多いです。



このある一定の温度と湿度の条件としてよくでてくるのが


温度:30℃ かつ湿度:90%


温度:30℃ かつ湿度:50%


あたりでしょうか。


この温度と湿度を一定に保つ装置として恒温恒湿槽とよばれる装置を用います。


(下記の写真を参照ください)



IG400


意外と大掛かりな装置となります。特に湿度コントロールが大変なんです。


温度のみのコントロールであれば、コンパクトな装置になるのですが。


上記のような実験をするのが一般的でそれ以外の資料はあまりみたことはありませんでした。


乾燥剤の性能を説明するのに上記のような資料が一番わかりやすかったんだろうと思います。


実際は、誤解を与えるだけのような気がしてならないのですが


これは、次回説明したいと思います。




DSS