こんにちは、夜未です。

今日は毒親との関係を考える中で
参考になった本を紹介します。
今回ご紹介する本は
毒親の気持ちが理解できる衝撃本です。

親がなんでああだったのか、
不思議に感じたことはありませんか?

「春にして君を離れ」
アガサ・クリスティー著
中村妙子訳




著者はミステリの女王
アガサ・クリスティー。
しかし、この本では名探偵は出てこないし
殺人事件も起こりません。

それでも物語に引き込ませる力は一級品。
私はページをめくる手を止めることが
できずに一気読みをしてしまい
寝不足になりました。笑




毒親の子どもは誰しも
「親に変わって欲しい。謝って欲しい。」
と思っていると思います。


しかし、世の中の毒親本に書いてあることを
ばっさり要約すると以下の通りです。
「毒親から離れろ」
「毒親は変わらない。自分を変えろ。」
とてもとても残念なのですが、
私もその通りだと思います。


なぜ親は変わらないのか。
いいえ、なぜ親は変われないのか。
この本を読めば分かります。

心を抉られる本です。








(ここからネタバレ注意です。)









最期のジョーンの選択には
そうなるだろうなと
分かってはいても
悲しく苦しい気持ちになりました。
人は簡単には変わらないのだなと。


そして、この本の恐ろしいところは
一歩間違えれば
自分もジョーンのように
相手のためと言いつつ(思いつつ)
自分の利益のために
大切な家族を操作してしまうかもしれない
可能性があることです。

そうならないためにも
自戒の意味をこめて
人生の節目に読み直したい本でもあります。




読んでいただき
ありがとうございました。




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