本日からマニラに行ってきます。フィリピンは実は初です。

この2ヶ月ほどで集中的に東南アジア各国に実際に入って現地の不動産屋、開発業者、又は旧知の人と会って街自体と開発現場、モデルルームなどを視察してきました。ジャカルタ(インドネシア)、バンコク - シラチャ(タイ)、プノンペン(カンボジア)と来て今度がマニラ。

その他で近いので何度か行っているのが、日本で海外不動産投資の代名詞として大々的に売り出されて来たマレーシアのジョホールバル(こちらは「爆死」例が出ているのでまた別途書く事にしましょう)。それから居住地シンガポール。

出張ベースなので雰囲気まで分かっていて投資の仕方まで把握できている都市としては、クアラルンプール(マレーシア)、ヤンゴン(ミャンマー)。スリランカ、バングラデシュは未踏の地ですが、近々行ってみたいと思ってます。

インドは何度も行ってますが・・・個人では手がつけられない世界ですね。ムンバイの真ん中に建築途中で打ち捨てられたようなビルがいくつかあったのでインド人の同僚に聞いてみたところ「Legal Dispute」と。裁判所がずっとパンクしており、係争になったら無限に時間がかかる所です。無理。

一時期ブームのあったベトナムも勤勉な労働者と豊富な人口を抱えつつ経済が離陸できない理由は、汚職の慢性化から抜け出られない所にあります。やはり実質的な制度として賄賂が無いと進めない国への投資は厳しい。経済も失速気味で最近、ミャンマー、ラオスに数年内に抜かれる可能性を自ら認めた所までは評価できるが果たして変化できるか。

ここから先は、南にオーストラリア・ニュージーランド、北に上って香港、台湾、そして日中韓、西に行けばパキスタン、アフガン、イランとなりますので、まぁここまで。「東南アジア投資(不動産)」という意味ではかなりリアルに語れるようになってきました。