ブログへのご訪問、有難うございます。
だいき鍼灸治療院、白石です。
先週の日曜日は東京で呼吸・整体の講習でした。
6月から毎月参加させていただいて、3ヶ月が経過しました。
講習で学んだ事を自分自身で実践する中で、自分の中で静が作れている時は、以前よりも患者さんの些細な変化が感じ取れ、施術後に「今までで一番スッキリしました。」といっていただくことも増えてきました。
少しずつですが、自分の中での変化も実感しています。
他には、臨床での患者さんや電車の中の人混みなど、周りの方の息づかいに意識がいくようになりました。
例えば、電車の隣でスマホを見ている方、「あっ、息止まっているなぁ。」と、しばらくして、大きくため息されたなど、何気なく観察すると面白いです。
不調を抱えやすい方は、日常の何気ない動作で息を止めていたり、力んで身体に余分な緊張を与えるなど、ちょっとした積み重ね(力み癖)が身体を痛める要因となっていることがあります。
呼吸の学びを始める前の私もそうでしたが、日常の何気ない動作で息を止めているという実感は、当の本人にはなく無意識的に行っているものだと思います。
そのため、自分の身体の些細な変化(違和感)に気付きにくく、身体感覚が鈍くなれば、小さなシグナル(違和感)を感じ取れずに無理をして、ぎっくり腰や寝違えなど身体を強く痛めてしまうことにつながります。
皆さんも振り返ってみて下さい。
・靴下を履く時
・靴を履く時
・顔を洗う時
・歯を磨く時
・デスクワーク中
など、日常の些細な動きで、息を止めてませんか?
ぎっくり腰などはこうした日常での些細な動きの中で息を止めた時に痛めることが多いですが、その背景にはこうした息を止めるなどの普段の力み癖が隠れていることがあります。
それでは、なぜ息を止めてしまうのでしょうか?
なぜ力んでしまうのでしょうか?
その答えは、広く考えると、育った環境(教育や世間の常識)など様々なことが影響していますが、私自身を思い返すと、一番は「身体が楽を知らない」ということです。
身体が楽を知らないとは、自分自身の呼吸が通る感覚を知らないということです。
「深呼吸が大事だから深呼吸をしましょう。」「腹式呼吸が大事です。」ということはよく耳にしますが、ふだんの呼吸が大事ということは、呼吸・整体に出会って初めて知ることが出来ました。
呼吸が出ていく、入っていく感覚、そして呼吸のニュートラルという感覚。
その場だけのセルフケアではない、呼吸のニュートラルという概念は、私の中でずっと求めていたことです。
ただ、そのことを知っていることと、できていることは全く違います。
今は自分自身で実践している段階で、身体で覚えるまで何度も何度も繰り返し実践し、磨き上げたいです。
コツは頭で感じず、身体に任せること。
新しいことを身につける時、大人になると、すぐに頭で無理だとか、無駄だとかすぐに判断してしまいがちですが、子供の頃、乗れなかった自転車が乗れるようになった、ただ純粋にできると信じて、トライ(試す)&エラー(失敗)を繰り返し、繰り返し実践していくことが大事ですね。
講習や実践の中で、疑問点や分からないことは、講師の先生に確認できる恵まれた環境の中で感謝しながら、共に学ぶ仲間の先生からも良い刺激を受けています。
人に伝えられるまでの道のりはまだまだ先になりますが、いつか求められる方にお伝えできるよう精進してまいります。
呼吸・整体の奥の深さに学びの楽しみを感じる日々です。
本日も最後までお付き合いいただき、有難うございます。
尚、当院では、
お一人お一人と向き合いたい事から
完全予約制となります。
ご予約の方は、
当院は、私一人でしております。
施術中は電話には出られませんので、
ご予約希望の方は、
恐れ入りますが、
留守番電話にメッセージをいただければ、
その日中には、こちらから、
折り返しご連絡させていただきます。
最終20:00まで受付しております。
何卒、宜しくお願い致します。
