こんにちは。
ドラムパーソナルトレーナー
Kazuです。
今回は、前回の続きになります。
前回のおさらいですが、
ドラムという楽器を知ることによって
「演奏の幅が広がり、上達の近道になります!」
初心者の皆さんは、ドラムという楽器を見ても
色々とゴチャゴチャして、なにがなんだか・・・
という方も多いと思います。
そして、ドラムの各部位の役割や
どのような音をだすのか、
などが分かっていないと
曲のドラムを聞き取ろう!と思ったときに、
しっかり聞き取れず、
耳コピなども出来なくなってしまいます。
でも、前回の記事と今回の記事を読めば、
それがバッチリ分かってしまうということです!
それでは、本題に入ります。
前回も見ていただいた、この画像をご覧ください。
前回は、①~④までの太鼓類を説明しました。
今回は、⑤~⑦のシンバル類の解説をしていきます。
⑤ハイハットシンバル
奏者から見て左側にある、2枚重ねのシンバルです。
前回紹介した3点セットの最後の一つです。
ビートを刻むのに用いられるシンバルで、
ドラムをやっていく中で、
最も叩く頻度が多い楽器になるはずです。
ハイハットスタンドと呼ばれる、
専用のスタンドに、小口径のシンバルを
向かい合わせに重ねてあり、
下側のシンバルは固定されています。
上側シンバルは、
スタンド下部のペダルを踏むことにより、上下します。
これによって、ハイハットの
オープン/クローズのコントロールが出来ます。
⑥クラッシュシンバル
その名の通り、クラッシュ(衝突)した時のような
カシャーンという音がするシンバルです。
拍の終わりや、フレーズの終わりなどに
アクセントとして用います。
一般的には、奏者の正面の左右に2枚、
径の違うものが置かれます。
奏者から見て左側が16インチ、
右側が18インチであることが多いです。
⑦ライドシンバル
ライドシンバルの名前の由来は
”ビートを載せる”という意味の”ライド・ビート”
から来ており、その名の通り
主にビートを刻むために使われるシンバルです。
クラッシュシンバルのような音を出すよりも、
面を叩いてアクセントの効いた
カンカンした硬質な音を出す使い方が一般的。
ビートを刻むのはハイハットが主役ですが、
曲中の展開によってライドを使い分けます。
標準的なサイズは20インチ程度と、
クラッシュシンバルよりも大きめ。
奏者の右側、フロアタムの奥にかかるような位置に
置かれるのが一般的ですが、
バスドラム上のタムタムの片方を取って、
そこに置かれることもあります。
解説は以上です。
ドラムという楽器について、理解していただけたでしょうか?
この記事を読んだら、
今すぐ楽器屋さんやレンタルスタジオに行って
実際にドラムセットを見てみてください。
前回と今回の記事で呼んだことを思い出して、
実際に音を出してみることをおすすめします。
これにより、各楽器の役割がしっかり理解して、
さらに上達が早くなること間違いなしです!
今回の記事はここまで。
次回からは、実際にドラムを叩く
フレーズを紹介していこうと思います。