マストの整備と復旧作業です。
部品の塗装
マストステップ、マストトップ金物、グースネック金物などはアルミの鋳物で黒色塗装ですが、電蝕によって塗装が剥がれている箇所が多くありました。
ワイヤーブラシでアルミの腐蝕の粉を落とすと腐蝕は表面だけで全く問題無さそうでした。
塗装は元々は焼き付け塗装みたいな硬い塗装をされているようです。
今回はミッチャクロン+二液ウレタンの缶スプレーつや消し黒色で塗装しました。
ストームジブ用のインナーフォアステーが欲しくてマスト金物とハリヤード用シーブを取り付けました。
こんな感じで取り付け
インナーフォアステーの取り付けはまだ途中なのでうまくいったら報告します。(笑)
各部の重要なピンはSUS316で新品製作しました。サイドステーやスプレッダー固定用のピンです。
マストトップのハリヤード用のシーブはプラ製で割れていましたのでアルミ素材の削り出しで製作しました。
マスト灯はコイトのLEDのものに更新しました。
配線も新品に入れ替えしました。
VHF無線用のアンテナ取り付けのためにアンテナのステー、配線も新規に設置しました。
ウィンデックス用のベースは元がプラ製で割れてしまっていましたが本体はそのまま使える状態だったのでアルミでベースを製作しました。
あとは電蝕防止のつもりでジンクを取り付けてみましたが多分意味ないかも、、?数年後に全く効果無かったら外します。(笑)
あと、電蝕防止にこれを部品取り付け箇所は全部塗りました。
ステー類(スタンディングリギン)ももちろん新品にしました。
サイドステー(アッパー)、フォアステー、バックステーが7ミリ、サイドステー(ロワー)が6ミリで製作してもらいました。
あとはジブファーラーを全部分解して点検。
インナースリーブというセールを通す黒色のプラスチックの部品が摩耗していたので1箇所交換しました。
マスト立てまでの準備完了!
意外と結構時間かかりました!