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おはようございます（こんにちは）。三重心身クリニックの臼井です
。
さて、三重心身クリニックの分子整合栄養医学外来（サプリメント外来）では、病気の根本的治療を希望される方に、詳細な血液検査を実施したり、食事やサプリメントによる治療を行っております。
最近、お薬を中心とした治療ではなく本質的な体質改善を求めて当院を受診される方がますます増えてきました。
三重心身クリニックは心療内科・精神科の治療もしているクリニックですので、メンタルヘルス不調のクライアント様はやはり一番多いですが、糖尿病、脂質異常、高血圧といった疾患で体質改善をご希望される方も増えてきています。またスポーツにおけるパフォースマンアップやアンチエイジング、もっと仕事を頑張りたい・・・など健康な方のさらなる健康度アップのため活用される方も増えてきています。
さて今日はビタミンEについてのお話です。
ビタミンＥとは
まず皆様ビタミンEって、ご存知でしょうか
ちょっとサプリメントに関心のある方なら
別名「若返りビタミン」
と回答されるでしょう。
また不妊治療をなさっている方も当院によくみえますが、そういった方では
「抗不妊ビタミン」
とイメージされている方も多いでしょう。
私が今回お伝えしたいのは、ビタミンEは
・強力な抗酸化作用を持ち
・人間ににとって大切な栄養素
だということです。
わたしたちが活動するためにはエネルギーを必要とします。その際酸素を必要とするので、どうしても「活性酸素」というものが発生してしまいます。
活性酸素は、一部には免疫細胞内で働き、様々な細菌から身体を守ってくれることもあるのですが、多くの場合、身体を酸化させ、老化や様々な病気を引き起こす原因となります。
活性酸素は遺伝子にダメージを与え、がんの誘因になることは有名です。また膵臓にダメージを与え糖尿病を引き起こしたり、動脈硬化も悪化させます。最近では認知症との関係も言われています。白内障、皮膚のしわなどの老化現象も活性酸素が大きな引き金です。
そんな活性酸素から身体を守ってくれる栄養素の一つが、
「ビタミンE」です。
ビタミンEとは「抗酸化作用」
というものをもっており、この作用は、活性酸素が発生した場合、細胞の膜がダメージを受けるのを防いでくれます。
ビタミンEは脂溶性であるため、細胞の膜に存在でき、細胞膜の材料である不飽和脂肪酸の過酸化を抑制してくれるのです。
活性酸素を抑制することにより、病気を防ぐだけでなく、老化予防にも役立ち、白髪やシワ、しみなどの予防や改善にも効果があります。
その他にも、ビタミンEはLDLコレステロール（悪玉コレステロール）を減らし動脈硬化を予防したり、血液をサラサラにする働きをしてくれます。
そして、主に不妊治療に効果的なビタミンとして知られており、妊娠維持や月経の正常化、さらには妊娠中の胎盤の血流促進効果も知られています。女性にとっては強い味方の成分ですね。
ビタミンEは、身体の健康を維持するために欠かせない、人間にとって大切な成分です。日頃から摂取することを心がけ、様々な病気の予防、アンチエイジング（老化予防）に活用してみましょう。
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こんな方にお勧めです。
・EPAを摂っている方（EPAの酸化を防ぎます）
・老化予防をしたい方
・疲れがたまっている方
・妊娠・授乳中の方
なおビタミンEは、その多彩な作用から様々な病気の予防や改善効果が期待できますが、そのことからいろいろな別名がつけられているのですよ。
・若返りビタミン
・血管ビタミン
・妊娠ビタミン
・心臓ビタミン
・スポーツビタミン
・自律神経・ホルモン調整ビタミン
・セックスビタミン
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