新年会 | 精神科医:みえしん院長

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昨日は三重心身クリニックと隣接の調剤薬局の皆様と合同の新年会でした。当院の新入社員歓迎会もかねて食事会とプレゼントを準備しました。こころゆくまで楽しんでいただけたかと多少不安はあるものの、ふだんなかなかゆっくり話すことができない調剤薬局の皆様と交流できて有意義な晩になりました。ありがとうございました。
今年は政権も変わり医療福祉に明るい光が・・・と思っていたのですが、心療内科領域は診療報酬のマイナス改定になりそうです。政治の変化は期待しながら、同時に行政や法令による制限や規制の多い医療界ではありますが、変化を出来る限り主体的に作り出すことに今年も頑張り社会とスタッフに大いに貢献したいものです。
以下は新年会の院長あいさつです。

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○○調剤薬局の皆様、三重心身クリニックのスタッフの皆様今日も一日お疲れさまでした。
遅くなりましたが、みなさん、あけましておめでとうございます。

また本日は、お忙しい中、来賓の皆様ご出席ありがとうございます。
三重心身クリニックは2008年に開院し、本年4月には3年目を迎えます。
私のあいさつは長いものはホームページに書いてありますのでそれを参照していただいたらよいのですが、慣習に倣って少しだけお話しさせていただきます。

保険医療はこの10年ずっと診療報酬のマイナス改定が続いてきました。通常の企業でいえば10年の減収みたいなものですから、信じられない状況です。今回わずかながらプラス改定ですが、クリニックにとってはマイナス改定になります。
一つの組織の努力だけではカバーしきれない社会システムの流れの中にあって、三重心身クリニックも非常に厳しい状況に来ています。特に、地域に根差した医療機関としての実績はまだまだ不十分な我々には辛い状況が訪れると思います。一方で伝統のある医療機関にはない強みがあるとも感じています。開院以来皆様と培って来た「創意工夫」の精神がそれです。○○調剤薬局の皆様のご協力、日々のご支援、連携も助かっています。
経費を見直す、システムを見直す、しくみを見直す、治療の対象を広げる・・・とにかく皆さんひとりひとりが、できることから工夫を始めてください。

現在も地道な努力をしていただき、患者数の安定という成果はすでにあがっています。

今日は皆さんに改めて危機感をもって仕事に取り組んで頂くことをお願いいたしまして、私の新年の挨拶に代えさせて頂きます。
どうかみなさん、心を一つにしてがんばっていきましょう。
よろしくお願いします。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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