毎日父さん  ときどき医者 -2ページ目

育児マニュアル本の弊害?

僕はかなり’マニュアル人間的’です


医療もかなり、マニュアル的です

誰かのやった治療を参考にして、患者さんに施すもので、自分で新しい治療を開発するなんて事は普通の医者にはありません。

どの治療を選択するかは、患者さんの症状や状態などさまざまなことを考慮して判断するので、マニュアルはないですが、いろんな検査をして正確な診断をすれば、一番よい治療方法が決まっている疾患も多いので、そういったのはマニュアル的に対応することができます。



そのせいなのかどうかわかりませんが、普段の生活も書物やインターネットで確認してから、行動することがほとんどです。料理もほとんどレシピで確認してから作ります。

買い物も広告や雑誌、インターネットなどで検討してから行います

男性はそういう人多いみたいです


そういうわけで、育児のマニュアル本もかなり読みました。

しかし、実際やってみて思ったのは

「マニュアルどうりなんか、やってられない」  かお  ということです。


基本的に共通しているのは、

  子供には好きなことをさせてあげる

  しつけは根気つよく  怒らない

  常に愛情たっぷりの生活・・・          てなところでしょう


まあ 無理ですよねー

マニュアルどうりに実践しようとしたら、こっちのストレスが、爆発します爆弾

虐待をしてしまう親も最初は教育熱心であることが、ありますよね

そういうのって、マニュアル本や世間体といったものの弊害なのかも・・・


考えてみれば、健康・恋愛・人生の成功 などいろんなマニュアル本がありますが、どれも書くのは簡単チョキ

ずっと、それを継続するのが難しいんです

ダイエット本をだして、その後にすぐ太っている芸能人 多いですし・・・


というわけで、今は目標を下げて、自分にできる範囲でやっていこうとおもっています 


僕がおもうには育児にも優先順位があり、最も大事なことは

”子供が死なないように(健康に育つように) 気をつけてあげる”  ことじゃないかなーべーっだ!


2番目以降は考えてませんが、見つかったら実践していきまーす


頚髄離断について

つらいニュースなのですが、頚髄離断で、一流プロレスラーがなくなったことについてしょぼん


救急で働いていると、頚髄損傷の患者さんというのは珍しくありません。

頚髄損傷といっても、その部位や程度によって、症状はさまざまです。


軽い損傷なら、しびれが手足に出たり、筋力が落ちる程度ですが、

脊髄の中心近くまで損傷すると、完全麻痺になります。


部位が脳に近い位置で、脊髄が損傷するほど、麻痺の範囲が広くなります。

頚髄の高い位置で強い損傷を受けると、体が完全に動かなくなり、呼吸もできなくなり、心臓も止まります。

おそらく、そういう状態だったとおもわれます。



ちょっと気になったのは、頚髄”離断” という診断のことで、離断というのは完全にちぎれて離れていることです。

解剖したのか、MRIで確認したのかわかりませんが、普通は頚髄損傷と診断するのに、あえて離断という言葉を使っている以上、離断していたんだと思います。


頚髄離断はめったにありません。

頚椎が大きく、脱臼骨折してずれないとおきません。

プロレスラーなので首の筋肉はかなり鍛えられているでしょうから、

頚椎の周囲の靭帯がもともと、痛んでいた

さらに、頚椎自体も骨の変形なのでずれやすい状態になってたんでしょうか


そうでないと、バックドロップというよくある技で死亡された理由が説明つきません。

その後の報道を見ると、興行を大事にされる方で、体がきつくても休むということをされない方だったそうです。

その意志を引き継ぎ、その後の興行もこの団体は続けているそうです。


・・・・休んでください・・・

経営が厳しいこともあるんでしょうが、同じような事故を防ぐにはそれしかないと思います。


首の筋肉は鍛えれても、靭帯や骨は無理をすれば、弱っていく一方です


みなさん、体は大事にしてくださいOK

救命医はバイク乗らないで!  江口洋介バイク事故で・・

以前に救命医をしていた経験上守っていることが、いくつかあります。


その1は  バイクには絶対に乗らない  です

交通事故の死者数が以前に比べて、減った最大の理由は 車の安全性が向上した(シートベルト着用も含め)ことだと思います。

飲酒運転が減ったことや、救急医療が進歩したことなどもあげられますが、車の性能が上がったことにはほとほと感心させられました。

友人は当直明けに居眠り運転をして、ノンブレーキで追突しましたが、かすり傷ですみました。救急車で搬送されたのがすごく恥ずかしかったそうです。

車は大破で、廃車になりましたが・・


車で事故をしても死亡・重症になるのはよっぽどスピードを出していたか、運が悪い場合と言ってもいいと思います。


バイクは違います。  ちょっとこけただけで、大変なことになります。

バイクをこの世の中から無くしてくれたら、我々の仕事も、ずいぶん楽になるのに・・と思ったものです。


私はバイクには絶対乗りません。 生涯乗りません。 子供にも絶対だめー と言います


ですので、救命病棟24時の主役が、バイクの事故とは、すこし残念です。しょぼん

バイクに乗っている人は気をつけて乗ってください 

気をつけても避けられない場合があるのが、バイクの怖いところですが・・ガーン



他にも いろいろ守っていることがあるのですが、同じ交通事故関係で、もうひとつだけ紹介


その2  トラックには近寄らない

トラックの絡んだ、死亡事故というのが多いからです

トラックの事故率が高いかはわかりませんが、

トラックは急に止まれない・死角(見えてない場所)が多い などから事故が多いんじゃないかなー と思います

事故になった時の、被害の大きさも一般の車とは違うんじゃないかと思われます


運転しているときでも、自転車・歩行者のときでも、トッラクが近くに気をつけて、なるべく離れるようにしています。


ちなみに、単なる個人的な印象ですので、データ的な裏づけはありません・・・

他にもいろいろ守っていることありますが、そのうちまとめて見たいと思います。