こんばんは!
閲覧して頂きありがとうございますヽ(´▽`)/

今日は『ストレスと適応障害』/岡田尊司 著(2013年5月30日初版)まとめ第2回です(˶ ̇ ̵ ̇˶ )

※長いので時間が無い方は下線部分だけでも読んで貰えるとありがたいです♪

●ストレス
 ストレスは、適度なら生理反応を活性化させてくれますが、過度だと交感神経(戦いの神経)と副交感神経(リラックスの神経)の切り替えが上手くできずに、肩こり、高血圧などをはじめとする悪影響を体に与えてしまいます。逆に言うと、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズだとストレスを感じにくいということですね!

ストレスに対して不安を感じやすいかどうかは、セトロニン系・GABA系・オキシトシン系が関与しており、幼少期の親子関係がよろしくないとオキシトシン系が脆弱になると言われています。

ストレスが長く続きすぎると脳の海馬領域が萎縮し始めるなど体に異変が起こり、これを心身症(鬱病など)と言います。

対して、体に異変は起きていないけれど、ストレスのせいで心のバランスが取れなくなってしまっている状況が「適応障害」です。

●適応障害
 環境の変化(職場が変わったなど)により起こることが多いですが個人差があります。症状は鬱病に似ていますが、自分が好きなことは楽しめる・体重の変化はないこともある、などが大きな違いです。
 
◆心のバランスが取れないってどういうことか?
 ※本書に書いてあるストレス反応段階を読んだ上での、私なりの解釈になります
ストレスを感じると

⑴警告反応期(生体機能が落ち、しばらくして回復)
⑵抵抗期(ストレスと抵抗力が均衡を保っている)
⑶疲憊期(抵抗力が限界になる→心身症)

の3段階で移行していきます。⑵抵抗期では、均衡を保つために嗜癖的行動・強迫行動を行うことがあります。(例えばアルコールに依存したり、気持ちに反してある行動をとったりするなどです)
この抵抗期に適応障害を起こしていると、私は解釈しました。つまり、ストレスが体に影響を及ぼしてしまう前に、抵抗力が頑張ってる結果が適応障害だという解釈です!

●ストレス過多になってしまったら?

①ストレスそのものを避ける
②ストレスを乗り越える

の2つの選択肢があります。環境を変えるなどストレスを避けることも大事ですが、いつでも避けてばかりはいられないですよね!
でも乗り越えられないから苦しんでいる訳ですヽ(´o`;

●ストレスを乗り越えるための要素

①負荷の強さ・持続時間
②対処能力
③本人を支える環境や絆

言い換えると

①ストレスを押さえつけようとだまーってると、余計負荷が強くなってしまいますよ!
②例えば授業で当てられるのが嫌なら家で予習するとか、自分なりの工夫をしましょう!
③1人で抱え込まず勇気をだして周りに助けを求めましょう!

という感じです( ◡̈)ง

更に適応できる人の要素として、「安全基地」についても言及されています。幼い頃の自分にとって、母親のような存在ですね!絶対的に安心できる存在がいる人は、心が安定しやすく周囲に心を開いて助けを求めることが出来やすいです。一方で安全基地が無い人は、アルコールやネットなど依存性が強いものに支えを求めてしまいます。

まとめると、
⑴ストレス→不安の感じやすさは、幼少期の親子関係が影響している
⑵ストレスを乗り越えるためには抱え込まず信頼できる人に相談!でもやっぱり最終的には自分で工夫して乗り越えていくor回避する

となります\(・o・)/

····長くなったのでここまでにしておきます!
    5回ではまとめきれなさそうですスミマセン(>_<)

幼少期のことはもう変えられないので、今、生活をしていく中で自分の心を相手に開く勇気が、安全基地をもつための第一歩になりそうですね!勿論親や兄弟との関係が良好ならばそれに越したことはないですが。

私自身の話をすると、「親しい人に相談」「相手を信頼して心を開く」などが非常に苦手です(‥ )なので凄く心に刺さりました!!自己開示することって自己容認のためにも大切なのかなーと思ったり。

実は、私のように相手に心を開く人間関係が苦手な人は「回避型」と呼ばれる愛着スタイルをもっている可能性が高いです。
·····回避型?愛着スタイル??なんぞや??
というのは次回まとめていきますのでお楽しみに♪

最後まで読んで頂きありがとうございました(^-^)