セクシュアルマイノリティ基礎知識 Xジェンダーとは | あめのまにまに

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セクシャルマイノリティ探究者で当事者とADHDと解離などの精神障害持ちの私が思った事感じた事や身近な出来事などを綴る備忘録と直感的自己感性の不定期感性ブログです。


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Xジェンダーとは?


 


X(えっくす)ジェンダー


自己の性自認や性的指向などが定まっておらず

「どちらでもない」と思っているか

自認としての性が定まっていない

人たちのことをいいます。



身体的性が女性なら「FtX」と呼び

身体的性が男性なら「MtX」と呼ぶ。



Xジェンダーの人達は

こうでなくてはいけないという

概念がなく、


自分が思っている性の在り方に

沿った生き方をしている。


例えば、ファッションだったりと

趣味だったり生活に直結した部分では

男性的だったり中性的だったり女性的だったりする。


それは、身体的性が女性でも男性でも

同じことが言える。


一人称はどうか?と言うと

「わたし」や「ぼく」や「じぶん」という

言葉を使う人が多いです。



Xジェンダーに対する性自認は

大きく分けて3通りあります。



 中性

男性性と女性性の間で揺らぎがある人。


 両性

自分は男性でも女性でもあると思っている人。


 無性

自分は男性でもなければ女性でもないと思っている人。




意外とトランスジェンダーやレズビアンやゲイと

間違われることがあります。



まず、ゲイとレズビアンとの違いは

身体的な性に違和感がない事がありますが、


精神的な性には

こうでなければならないという

明確な認識がない。



トランスジェンダーとの違いは

トランスの人達は

身体的な性に対して強い違和感を持つ人が多いのに対し

Xジェンダーにはそれがみられないか薄い。



精神的な性についてはというと


トランスの人たちは

身体的な性とは反対の性自認が最も強い。


Xジェンダーはというと

「性自認に対して明確なもの」がない。


こうであるべきという性に対する

社会的通念がないためです。



ただ、トランスジェンダーの中にも

性に対する揺らぎがあるため

Xジェンダーを自称する人はいるということです。



これについての補足として

Xジェンダーには

トランスジェンダー当事者に関わらず

レズビアンやゲイの当事者でも

存在する場合があるという事です。

 


 

Xジェンダーの基礎知識でした。


最後まで読んでくださりありがとうございました。