バレットジャーナルにおけるコレクションのスタートはアナログが早いことは以前書いた通りだ。しかし、そのままアナログノートに書き続けるのはどうも私は苦手であった。なんだかブレーキがかかり書き進められなくなる。どうせ飽きやすい私の性格からか。いやもしかしたら別の理由はあるかと何となく考えていた。

 そんなあるとき、Marie氏の「解きほぐす手帳」のステップ7にある、「デイリーログの合間にコレクションページを作ると、ページの存在自体を忘れてしまいます。」という文章を読みハッとした。

そうなのだ。同じテーマで複数ページを長期に渡って記述を書こうとすると、バレットジャーナルならば、デイリーログが入り込む。別の言い方ならば、デイリーログの間に別のテーマを持つノートが幾つもできることになる。

 私は12年以上に及ぶEvernoteユーザーとしての教訓がある。データ数は基本的に1000単位で想定する。具体的には多量のデータが蓄積された時、ゴミファイルを最小限にするようにと気を遣ってきた。

 ここでこの考え方をバレットジャーナルのコレクションに当てはめる。すると、未経験なのに難癖つけるのは申し訳ないが、ととてもじゃないがあまり良い未来が待っているとはイメージできないのだ。

 勿論システムとしてバレットジャーナルではそういった飛び飛びに存在するファイルを迷子にしないシステムがあることは承知している。しかし例えば100冊程度ノートだとして1000に渡るテーマを検索するのは、システム上可能だとしてもちょっと無理ってもんだ。

 

恐らくそれが、深層心理で働いてブレーキがかかってしまっていたのかもしれない。