みなさま こんにちは
令和2年の最初のメルマガになりました。本当に今更と言われそうですが、本年もよろしくお願いいたします。
世の中、次世代移動通信の 5G や IoT が話題になっているので、私にも 5G や IoT に関する取材も多いです。ただ、みなさまがメディアで見ている 5G の夢の世界は、2020年から利用できるわけではなく、4G の延長線上の技術(enhanced LTE:eLTE)に、新たな技術(New Radio:NR)が徐々に加わっていき、時間をかけて実現していくものなので、現在のメディアを賑わしているキーワードの期待感を本年にはもってほしくないなと思い、本年1月22日の日経XTECH のテクノ大喜利(基本的に有料記事ですが、ある期間が過ぎると、無料の会員登録をすることにより読めるようになるようです)に、「2020年は5Gキックオフの年、本格活用が始まる年ではない」と題し、登壇させていただきました。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00065/00283/index.html
5G の 28GHz 帯の電波伝搬も、私のアマチュア無線の経験(私の家の周りでは、東京の再開発で、高層ビルの工事が始まっていますが、週単位で私の電波の飛び方の変化を実感します。ともかく、私の電波が飛ばなくなってきていますし、今まで聞こえていた相手の電波が聞こえなくなって、長年、おしゃべりを楽しんでいた無線仲間との電波上の会話ができなくなってきています)から、うまくいくのかという心配もあったり、大容量通信と低遅延特性と最大接続数は、同時には満足できないでしょうから、5G による夢の世界は、本当に実現できるのかなと、私自身もわからないことが、まだまだ、たくさんあります。
私の5G(ローカル5G)に関する取り組みは、複数の企業が連携して、「人と家と車を無線で繋ぐ構想」( http://amplet.tokyo/v2hh/ )です。2月17日の日経xTECH ラーニングでも、これらに使えるアンテナを想定しながら、総合的な視点からアンテナの概要を話す予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●○ ●○ 早くも 6G が話題に
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5G ですら、どのようになるかわからないのに、6Gに関する質問が来るようになりました。5G は、日本の製造業としての無線機産業が参入できない(ユーザーは、海外製の無線ユニットを組み合わせてシステム構築をする)とあきらめの気持ちをちらほらと聞くこともあったりしますが、そのせいか、2025年くらいからの新規事業の企画を、6G以降に期待しているのかもしれません。
6G は未知すぎて、お問い合わせにもお答えにくいところもありますが、頻繁に更新している私の会社のホームページの表紙(トップページ)に、4G → 5G → 6G の予測を、簡単に1ページで漫画チックに描いてみました。(以下の画像)
http://amplet.tokyo/

6G は、5G の通信網を、海中(どうやって無線で通信するのか、興味津々です)や上空にまで広げていくそうですが、そのときのインフラ整備の費用は誰が負担するのかを考えると、私は、正直なところ、6G 導入の魅力をあまり感じません。WiFi で良いのではないかなと思ってしまいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●○ ●○ 近々の私の講演会とセミナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私の近々の講演会とセミナーのご案内は、以下のURLにてお知らせしております。
http://amplet.tokyo/nebiya/page05.html
今年の傾向として、高周波領域でも損失の少ない素材の価格が下がってきそうなので、アンテナ産業が、盛り上がってきています。また、ローカル5Gや、コネクテッドカーなどから、今年の前半は、車載用アンテナのお問い合わせも多くなってきています。今春は、アンテナに関するセミナーが多く開催されます。
● 2020年2月17日 日経BP社主催

「自動運転やADASに必須、車載用/AP用アンテナの設計技術」
~線状アンテナと平面アンテナを、うまく使い分ける~
https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/nxt/ne200217/
● 2020年4月16日 R&D 支援センター主催
「いまさら聞けない!アンテナ設計の入門講座」
https://www.rdsc.co.jp/seminar/200403/
[講師紹介の割引申込書のダウンロードは以下のURLから]
http://amplet.tokyo/nebiya/20200416.pdf