第8回 日韓合同 人体通信研究会 (3月19日~21日) | Dr. Nebiya's Blog

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無線通信技術のコンサルタント会社の経営と
大学での非常勤講師をしています。

 韓国ETRI(韓国電子通信研究院)主催の第8回 日韓合同人体通信研究会 (3月19日~21日)が行われました。開催前日の3月18日に、韓国電子通信研究院 (ETRI)のメンバー5人が無事に日本に到着し、事前打ち合わせを行いました。

 
 最近、韓国では自動車会社が人体通信の取り組みを始めているそうです。明日から3日間のホットなディスカッションが行われそうで楽しみです。私も座長として英語でがんばります。
 
 
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 第1回目から今回まで幹事は、韓国側は、Dr, Byong Nam Lee (ETRI)、日本側は、Dr. Hideyuki Nebiya (私 / アンプレット通信研究所)が担当しました。ご参考までに、

・ 第1回
研究会 : http://blogs.yahoo.co.jp/drnebiya/35730337.html

・ 第2回
研究会 : http://blogs.yahoo.co.jp/drnebiya/36063716.html
 

・ 第3回研究会 : 
http://blogs.yahoo.co.jp/drnebiya/36934762.html
 
 
・ 第7回研究会 : https://blogs.yahoo.co.jp/drnebiya/40611349.html
 
に過去の研究会の様子を紹介しています。

 

[3月19日 第1日目]

 2018年3月19日に東大病院で開催された第8回 日・韓 合同 人体通信研究会の第1日目も無事に終了しました。会場を提供してくださった東大病院に感謝申し上げます。 

 
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 韓国やチュニジアの研究者の発表も大変、興味深い内容でした。世界的に見た人体通信の導入検討は、私が想像していたよりも、はるかに進んでいました。夕食会は湯島の和食屋さんで、「なめろう」とか「のどぐろ」をどのように海外の方に説明してよいのかわかりませんでした。 
 
[第1日目のプログラム] 

13:00 - 13:10 : Welcome Address ----- Dr. Byoung Nam Lee (ETRI) 
13:10 - 13:20 : Participants Self Introduction 
13:20 - 13:40 : Small Lecture on Human Body Communication 
----- Dr. Hideyuki Nebiya (AMPLET Communication Laboratory) 
13:40 - 14:30 : An Energy-autonomous Supply-sensing Biosensor Platform using Biofuel Cells and Human-Body-Communication Transmitter 
-----Dr. Kiichi Niitsu (Nagoya University) 
14:30 - 15:10 : IEC TC 47 Activities on HBC Interface for Capsule Endoscopy 
----- Dr. Kyung Hwan Park (ETRI) 
15:10 - 15:30 : Coffee Break 
15:30 - 16:00 : Electromagnetic Interference for Implantable Device in Medical Field 
----- Mr. Jun Yokota (The University of Tokyo Hospital) 
16:00 - 16:50 : Smart Devices and Wearable Applications 
----- Dr. Soumaya Hamouda (Carthage University) 
16:50 - 17:30 : Pannel Discussion / Collaboration in IEC and other SDO 
18:00 - 20:00 : Dinner
 

 
[3月20日 第2日目]
 
 3月20日にリコー殿(新横浜)で第2日目の研究会が開催されました。会場を提供してくださった株式会社リコー殿に感謝申し上げます。 
 
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 人体通信の国際標準規格 ISO / IEC TC47 JTC1 の 策定メンバーとのディスカッションを行いました。研究会後の夕食会では、焼肉を食べながら、人体通信の国際標準 ISO/IEC TC47 JTC1 SC 6、第二世代人体通信、今後のビジネスの協業体制について熱心なディスカッションを行いながら、日本と韓国のみでなく、今回参加されたチュニジアからの研究会メンバーとも親交を深めることができました。 
 
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[第2日目のプログラム] 

13:00 - 13:10 : Welcome Address ----- Dr. Byoung Nam Lee (ETRI) 
13:10 - 13:20 : Participants Self Introduction 
13:20 - 14:15 : The Trend of the 2nd Generation Human Body Communication Devices in Japan 
----- Dr. Hideyuki Nebiya (AMPLET Communication Laboratory) 
14:15 - 15:15 : Introduction of Bio-communication Systems for WBAN applications 
----- Dr. Kwang Il Oh (ETRI) 
15:15 - 15:30 : Coffee Break 
15:30 - 16:00 : Wireless Power Transfer Technology for Implantable Devices 
----- Mr. Hideaki Miyoshi (Aiphone) 
16:00 - 16:40 : ISO/IEC JTC 1 SC 6 Activities on HBC Protocol for Capsule Endoscopy 
----- Mr. Hyung Il Park (ETRI) 
16:40 - 17:00 : Pannel Discussion / Collaboration in JTC 1 and other SDO 
17:30 - 19:30 : Dinner
 

 
[3月21日 第3日目]
 
 3月21日(春分の日)にアンプレット通信研究所で第3日目の研究会が開催されました。
 
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 アンプレット通信研究所が開発した超低消費電力 人体通信モジュール を動作させながら、第2世代人体通信の目指す低消費電力化はどこまで行えるかをディスカッションしました。 
 
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 この日で研究会も無事に終わり、研究会の幹事(一人は前日に帰国)で慰労を兼ねた夕食会を、上野の「木曽路」で行いました。ここでも、日本の人体通信コンソーシアム(HBCC)の活動について紹介し、今後の韓国電子通信研究院 (ETRI)と HBCC と Carthage 大学(チュニジア) と アンプレット通信研究所 の協力体制について話し合いました。 
 
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[第3日目のプログラム] 

10:00 - 10:10 : Welcome Address 
----- Dr. Byoung Nam Lee (ETRI) 

10:10 - 11:00 : The Human Body Communication Consortium (HBCC) Activities in Japan 
----- Dr. Hideyuki Nebiya (HBCC, AMPLET Communication Laboratory) 

11:00 - 12:00 : Wrap-up Session 
----- Dr. Byoung Nam Lee (ETRI)
 

 
[3月23日 第4日目]
 
 3月22日に1日のお休みを入れ、3月23日にラフなスタイルでの第4日目の研究会を都内で行いました。天気が良かったので屋外での研究会です。
 
 チュニジア Carthage 大学の Hamouda 先生と人体通信研究会でご一緒しました。研究分野が同じなので今後の研究での情報交換を約束しました。チュニスにある彼女の大学での私の特別講義を切望されましたが、アフリカは遠いです。でも、私の趣味のアマチュア無線では、チュニジアから電波を出せたら、世界中から呼ばれますので、いつかチュニジアを訪問し、彼女の大学での講義も実現したいと思います。
 
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