急に冬になってしまいました。弊社の副社長は、今日から札幌に出張です。副社長は北海道出身ですが、「北海道は寒いだろうなぁ~。」と言っていました。
二つ下の Blog で、
・ 第4世代携帯電話
今朝のニュースを見ていましたら、第4世代携帯電話に関して、その国際規格として、「WiMAX」と「LTE」の二つの方式を発展させた技術に絞り込むということを、ITU(国際電気通信連合)が表明したとのことでした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/tokyo_news/post_1904.html
と久しぶりに携帯電話の話題をお知らせしましたら、多くの方から「4G携帯の動向や見通しはどうですか?」というメールを頂きました。4G携帯は次世代携帯(3.9G/LTE)の次の話なので、まだまだ予測の世界ですが、思いつくままに書いてみます。
二つ下の Blog で、
・ 第4世代携帯電話
今朝のニュースを見ていましたら、第4世代携帯電話に関して、その国際規格として、「WiMAX」と「LTE」の二つの方式を発展させた技術に絞り込むということを、ITU(国際電気通信連合)が表明したとのことでした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/tokyo_news/post_1904.html
と久しぶりに携帯電話の話題をお知らせしましたら、多くの方から「4G携帯の動向や見通しはどうですか?」というメールを頂きました。4G携帯は次世代携帯(3.9G/LTE)の次の話なので、まだまだ予測の世界ですが、思いつくままに書いてみます。

まず、1G、2G、3G、4GというG(Generation)は「世代」と約されていますが、これはGによって割り当て周波数が異なっているのです。今は3G携帯の時代ですが、3Gの割り当て周波数で、4Gに使う技術(例えばLTE)を3Gの周波数で先取りして用いる場合は、3.9Gというような表現をしているようです。
日本は、一時期、LTE か WiMAX か XGP かのホットな論議が盛んでした。ただ、日本は、世界的に見ると、移動通信では特殊なお国柄のような気がします。世界とは別に独自に進むところもあり、これからは、世界を意識したグローバル化も進むでしょうが、今の日本を見て世界へ進出とは簡単にはいけないところもあります。
また、中国のように携帯電話はSIMカードという感覚で、友達の携帯電話を借りて自分のSIMカードを挿して通話をすることが多いので、中国は携帯電話の中古市場がけっこうにぎわっていますし、また、大都市というよりは、内陸部の中くらいの大きさの都市の携帯電話普及が期待されますので、ビジネスとしては、中国の各都市毎の分析も必要です。
そこで、4G携帯を考察するのにアメリカで考えてみます。
アメリカでは、LTEはベライゾン、AT&Tが、WiMAXはスプリントが採用を決めています。ユーザーの間では、上り/下り回線とも早いLTEへの期待が大きいですが、通信速度でハンディを負っているWiMAXの人気が過去の予想よりも高くなっています。この原因は、スプリントのWiMAXサービスが、LTEに比べると時期的に早くサービスを開始し、ユーザーを増やしているところが要因だと思います。
4Gに向けて、LTE と WiMAX ・・・ どちらが優位かという論議は、これからも活発にされていくと思いますが、私の会社のような無線通信機器の設計事務所には、LTE と WiMAX のデュアルモード端末の設計の可能性のお問い合わせが海外企業からきていることから、携帯電話ベンダーも悩んでいるなと感じます。