患者さん臨床例⑮‐疲労困憊 | 中島旻保の大人の絵日記

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医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

 

昨日、変わった訴えの患者さんがみえました。クリニックに入るなり、待合室のソファーに寝かせて欲しいと哀願してきました。診療が始まる前だったので、⒛分くらい寝かせてあげました。その後、カルテに主訴を記入してもらったが、病名は「疲労困憊」と言われたことにはびっくりしました。主訴が疲労困憊というのは、初めてだったので、受付は困りました。

確かに、「疲労困憊」というのは、起こりうるが、physical(mental)fatigueという英語名はあるが、通常日本では文章的には使われるが、正式にはありえないことです。

疲労困憊、つまり自分を支えきれないほど疲れ果ててしまう状態は、単なる「寝不足」とは異なり、複数の要因が複雑に絡み合って起こります。私に言わせれば、要因としてエネルギー供給の枯渇、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの変化です。ともかく、検査をして治療を行いましたが、私の言うことに反応が鈍く大変でした。

しかし、治療後、診療説明の時は、目がぱっちりして私の言うことを一つ一つ真剣に聞いてくれました。そして、本人は、「こんな素晴らしい治療を受けたのは初めてです」とおっしゃったのにはビックリしました。ともかく、5日間治療することにしました。果たして結果はどう出るか、私にもわかりません。46年診療していますが、初めて経験でした。

 

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