昨日(27日)、患者であるお母さんの紹介で17歳の高校生が来院されました。主訴は肩こり、腰のだるさ、不眠症などで、肉体だけでなく、精神的にも鬱症状が強く困っているて、近くの精神科に通院していました。驚いたのが、投与されている薬が、かなり強い睡眠剤、向精神神経剤、混合ホルモン剤、アレルギー剤でした。17歳の成長期に4種類の薬をのませるのはどうかと思います。
抗うつ薬は、8割の人には無意味で、飲み続けると逆に薬に頼り過ぎて薬依存症になりかねません。この患者はまだ若いだけに肉体の治療をしっかり治してから精神的(心)の治療をしていけば、十分薬に頼らなくても運動や生活習慣を整えれば自律神経が安定して回復することができます。