どうも最近の医療に疑問を感じることが多いように思います。現代の医学の悪しき例が多くあります。その証拠に病人が減るのではなく増える一方に思えてなりません。私は決して自然医学のみを肯定するものではなく、総合的に患者の病気に合わせて状況に応じたベストの治療法で対処できる医療体形が望ましいというのが私の理念です。
外科手術に頼り過ぎて、直ぐに局所を切り開いて治療することだけが医術の理想でしょうか。薬や注射を中心とした治療で、果たして根本的な原因を取り除くことができるのでしょうか。近年薬の副作用が問題になっています。新薬がどんどん開発されているのに、副作用に関して知らされません。ドイツなど先進国では、「薬の副作用」という本が出版され、アメリカでは毎年何万人もの人間が薬の摂り過ぎで死亡しているという統計が出されています。まさに医は算術なりという印象です。